どうも、ねへほもんです。

相変わらずRPG一辺倒の毎日ですが、WIXOSSのディーセレ開始まで1ヶ月を切り、密かにアップを始めています。

そこそこ精力的な活動ぶりを後日ご報告する予定ですが、今日はやはりRPGのお話を。

本日ご紹介するゲームはこちら。

 

 

デスポンさん(Twitter:@_Angel_Renne)が個人で製作された、ごちうさの二次創作RPGです。

↓のLinkから完全無料で遊べます。ありがてぇ。

 

 

タイトルに「SaGa」とある通り、「ロマンシングサガ」や「サガフロンティア」等のSaGaシリーズでお馴染みの、「閃き」や「陣形」といった要素が取り入れられています。

なお、さも僕が熟練者のように書いていますが、プレイ経験があるのはミンサガとサガスカの2本だけです。ロマサガ2や3はリメイクされていて遊びたいのですが、敵がヌルヌル動いて気持ち悪いとか、聞く評判が悪いんですよね・・・

 

 

1.ごちうさ要素

 

キャラクターは↑の写真のようにドット絵、一部の画面では↓のように描きおろしのイラストが出てきます。

 

(Twitterにこの画像を置くとホイホイされた人がいました)

 

イラストはまとけち先生(Twitter:@mato_kechi)が担当されており、僕は先生経由でこのゲームの存在を知りました。

先生のラティナは僕のスマホ待ち受けとして現役で大活躍です。ぶかぶかの服や大きめのリボンがラティナの小ささを引き立てていてめちゃくちゃ可愛いです。

 

 

ストーリーは「RPGの世界に飛ばされたごちうさの5人が、世界に散らばる指輪を集める旅に出る」というもので、RPG寄りでごちうさ要素は特にありません。ココアさんがお姉ちゃんぶる位ですかね・・・?

 

 

2.SaGa要素

 

難易度は簡単な「ラビット」と難しい「サガ」の2つから選べ、僕は当然「サガ」を選びました。

「サガ」にすると、

 

 

ボスの開幕の攻撃でパーティーが壊滅する位の手強さなので、ごちうさの雰囲気で舐めていると痛い目を見ます。

別に初挑戦がこの状態という訳ではなく、「ある程度稼ぎ、千夜とリゼに耐性防具を付けた状態」でコレです。

 

まぁここから勝ったんですけどね。

 

「サガ」やべぇなと思ったら、プレイ中に難易度を「ラビット」に変えることが出来るので、難易度については心配ご無用です。

 

その他SaGa要素について。

閃き:相変わらず色々閃いてくれて、「技道場(※)できるやん!!!」と密かに感動していました。

陣形:僕が見つけたのは5つで、↑のようにやべぇボス戦では陣形選択が勝敗を左右したので、きちんと機能しています。

戦闘後成長:適当に雑魚を狩っているだけでキャラクターがグングン成長してくれます。雑魚狩りで強力な武器が手に入ることもあり、「ボスに勝てなきゃ雑魚狩り」で、さほど時間を掛けず勝てるようになります。

フリーシナリオ:倒すボスは決まっていますが、撃破順は比較的自由なので、ある程度自由度はあるかと思います。

 

※雑魚敵に負けてもセーブ時からやり直しになるが、一部の強力ボスは負けてもラビットハウスから再開となり、戦闘中に閃いた技を引き継げる。強敵相手には強い技を閃きやすいので、技目的でボスに負け前提で突撃することを「技道場」と呼ぶ。

 

 

3.※あくまで個人の感想です

 

ゲーム内プレイ時間が5時間ほど、ボスの負け戦込みで8時間ほどプレイし、「次のダンジョンはアップデートをお待ちください」と表示されるところまで進めました。

個人的な感想としては、

 

「スーファミゲーと同等」

 

という評価です。

これをどう捉えるかは人次第ですが、僕としては、個人開発で、無料で遊べるゲームとしてはかなり面白いと思いました。

ドット絵等の表現面しかり、王道RPGっぽいストーリーやダンジョンの作りしかり、スーファミ時代を思い出す程度のクオリティでした。10時間足らずでクリアできると言っても、個人で、しかも無料用に作れるなら大したものだと思います。

 

以下細かく、個人の主観に偏りまくった意見ですが、何点かコメントを。

 

良かった点

・ターン制RPGの中では、素早さがきちんと機能している。速い方が安定して先攻を取れ、「先攻ベホイミが間に合わずに死んだぞオラァwww」というドラクエの悪夢は起こらなかった。↑の写真の壊滅ゲーでも勝てた最大の要因。

・程よい難易度。まぁ、陣形・装備・コマンド選択を煮詰めつつ、10回負けた後にヒヤヒヤしながら何とか勝てる難易度を程よいと思えるかは個人差がありそう。「達成感を得られる」レベルです。

・どこでもセーブ&オートセーブ付きなので、不意の全滅からの復帰が容易。

 

ゲーム内を見ると、「ゲームバランスが滅茶苦茶」とかいうコメントが見られましたが、スーファミゲーと思えばまぁそんなものでしょう。

過去のゲームを美化して持ち上げたがる人が居ますが、過去のスクウェアの名作だろうと、バランスが狂っている部分は往々にしてあります。

今年名作と名高いDQ3をリマスター版で初めて遊びましたが、現代の快適プレイに慣れた感覚だとイラっとする要素が多々ありました。オートセーブと攻略サイト無しでは正直無理。

このゲームでも、「雑魚敵に先攻からのスタン攻撃連発で何もできず全滅」という事案が起こりましたが、たまに狂っている位が、ドット絵ゲーとマッチしていて良いかと受け止めました。たまに理不尽されても、オートセーブで復帰できますし。

 

悪かった点

・キャラの個性が薄い

→もう一度こちらの画像をご覧ください。

 

 

ヒールソードですよ!?リゼが!!!

 

リゼの初期装備は当然「銃」ですが、別にリゼが銃に適性あるステータスになっている訳でもなく、強い銃技も覚えられなかったので、さっさと剣に乗り換えました。

初期ステータスで微妙に差がある程度で、ちょっと鍛えれば使い込んだ武器の技を覚え、ステータスが伸びていくので、キャラの個性はほぼ皆無と言えます。

ごちうさ要素を出すのなら、固有技や武器があってもいいかな~と思いました。僕がプレイ中で発見できなかっただけかもしれませんが。

 

・術の存在感が弱い

→初期でシャロは火・陰術を、チノは水術を覚えているのですが、結局初期技以外に覚えたのはチノの生命の水(回復技)だけでした。まぁ、回復技が大活躍したんですけど。

シナリオが進むと、強い武器が手に入り、強い技をどんどん閃く一方で、術は初期技から一向に変化が見られないため、生命の水以外の術を使う機会が一切無くなりました。

大器晩成型で、コツコツ使っていれば終盤めっちゃ強くなるとかかもしれませんが、強化しようと思う前に存在感を消してしまうため、もう少し術要素の成長度を上げた方が良いかと思いました。

 

ご紹介は以上です。

数時間で終わるので、興味が出た方は是非遊んでみてください(^^)/