どうも、ねへほもんです。

個人ブログがお留守の時はWIXOSSに積極的という意味では良いことかもしれませんが、1か月以上更新が空いたようです。

今日は唐突に書きたい話題が出来たので、帰宅後早々パソコンに向かいました。

 

今回の話題は・・・

 

うらら迷路帖完結

 

です。

 

1.うらら迷路帖とは?

 

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、原作者はりかも先生、まんがタイムきらら(以前はミラク)連載中の作品で、一番占と呼ばれる一流の占い師を目指し、修行を続ける少女達の物語です。

大別すると以下の3つのパートに分けられ、十番占時代の部分がアニメ化されました。

 

・十番占時代編

・九番占時代編

・迷路帖の真実編

 

振り返り記事を書く割にはにわか過ぎて恐縮ですが、僕はスロウスタートのアニメにはまってきららを読み始め、八番占合格後から連載を追って今に至ります。連載を追い始めて以降の展開が早く、徐々に迷路町の秘密が明らかになり、真相に迫る感覚が堪りませんでした。きららを買った瞬間にうららを読むという生活が続いており、先の展開に期待するという漫画本来の楽しみ方でできた点で非常に良い作品だったと思います。

 

本日発売のきららで、次回が最終話であることが発表され、名残惜しい気持ちに押されるまま、最新話を読んだ勢いで記事を書き始めました。寂しさとは無縁の生き方をしてきた自分がここまで名残惜しく感じるのは珍しいです。

一人暮らしを始める時よりも、カナダから帰国する時よりも寂しいかもしれません。天使の3P!最終回やわたてん最終回と同じくらいです。

・・・あれっ?

 

 

2.うらら迷路帖の魅力

 

うらら迷路帖を振り返る中で、僕が個人的に気に入った点を挙げていきます。初めて知った方、アニメのみで原作を読んだことのない方に少しでも魅力が伝わると幸いです。

 

・可愛いイラスト

 

僕が作品を推す時、ほぼ確定で「可愛い」と書いていますが、うららのキャラ達も可愛いです。

 

 

こちらははりかも先生の今年の正月イラストで、PCのデスクトップ画面に設定している、僕の一押しです。絵師の方のイラストは縦長が多く、横長のイラストは貴重です。執筆に疲れるとオール非表示にしてうららの団欒風景に癒されています。

はりかも先生をフォローしていると定期的にイラストが流れ、僕のいいね欄に収まるのが定番コースです。

 

 

アニメの方がイラストがより鮮明になりますが、僕ははりかも先生の、自然に安らぐイラストの方が好きです。

「可愛いよ~(>_<)」と虜になる感じではなく、自然に受け入れられる優しいタッチ。

 

 

ただ可愛いだけではなく、時にはダークな雰囲気も表現でき、迷路町の幻想的な世界観とマッチする。

「優しく、かつ幻想的」なはりかも先生のイラストが、「うらら迷路帖」の一番の魅力だと思います。

 

 

・キャラクター

 

十番占としてスタートを切った個性的なうらら達のキャラクター性も、うららの魅力の1つです。

 

 

主人公の千矢です。

動物と共に山で育ち、自らも時折見せる野性的な振る舞いは、今アニメ放送中の仙狐さんに通ずるところがあります。

千矢は幼い頃に別れた母親を探して迷路町を訪れ、うららの修行を始めることになるのですが、母親を探す中で迷路町の真相に近づいていきます。

 

野性的な描写が多い千矢ですが、個人的には白無垢祭り等で見せる着物姿が大好きです。

 

 

女の子としての可愛さに加え、動物的な愛くるしさを持ち、「千矢可愛い」で知らぬ間に1話が終わるというのがうららの定番。

キャラクターとしても、物語の役割としても、まさに主人公というべき存在です。

 

 

 

続いては紺です。

千矢とは対照的で、おとなしく真面目なキャラクターですが、千矢とは最も仲が良いです。

千矢は紺のひたむきに修行に打ち込む態度を、紺は千矢のどこまでも前向きな姿勢を評価しており、尊敬し合える良き友でありライバルという理想の関係と言えるでしょう。

 

平常時が真面目キャラな分だけ、お狐様に取り憑かれたり、小梅のコスプレ衣装を着せられたりと、普段と違う様子を見せられると思わずギャップ萌えしてしまいます。

 

 

続いてはノノです。

十番占時代の師匠であるニナ先生の妹で、登場当時は人見知りでオドオドしがちでしたが、修行や苦難を乗り越える中で精神的に成長し、頼りがいのある存在になっていきます。

5人の中で最もはっきりと変貌を感じられ、うらら達の成長を見守っているなと実感できるのがノノの最大の魅力と言えるでしょう。

 

 

 

4人目は小梅です。

甘味好きで、「小梅あんみつ増し増しスペシャル」を食べては太ったことをネタにされ、女子で居ることの苦労を感じさせられます。

 

 

時折魔女の帽子を被る描写がありますが、幼い頃、一時期を共に過ごした魔女の存在が、小梅がうららを目指すきっかけとなっています。

アニメでも登場する話ですが、個人的にはうらら内で最も感動するエピソードです。

 

 

 

最後は臣です。

九番占試験後に登場するキャラで、残念ながらアニメには出てきませんが、「たった1人で九番占試験を最速合格」「夢占い」「金にうるさい」と独特の個性を放ち、紺と同じ優等生ではありながらも、努力家の紺、天才型の臣とキャラが分かれます。

 

夢占いを得意としている代償なのか、突然眠り始める描写があったりと、優秀ながら時折奇抜な行動を見せる所が魅力なのかなと思います。

ちなみにウィクロスモンスターことウルシハさんの一押しで、Twitterアイコンにもなっています。

 

 

・世界観

 

最後に「うらら迷路帖」の魅力を語る上で外せないのが、独特の世界観です。

時折幻想的な雰囲気を醸し出すはりかも先生に相応しく、「迷路町」「うらら」「一番地」といった、意味は通じるものの不思議な響きのある用語と共にその世界観に引き込まれます。

 

日常系作品が中心で、たまに異世界転生系の作品が登場するきららの中では、迷路町という幻想的な閉じた世界を描く「うらら迷路帖」は珍しいジャンルなのかなと思います。

類似する作品が浮かびづらく、「うららはうらら」というオンリーワンの世界、オンリーワンの価値があるところも大きな魅力と言えるでしょう。

 

 

いかがでしょうか?

クラマックスを描かれた今月号の衝撃そのままに書いた記事ですが、来月どのような結末を迎えるのか、最後まで興味が尽きません。

名残惜しく思いつつも、最終回に期待し、時折原作を読み返したいと思います。

 

興味を持たれた方は是非読んでみてください!

希望があれば完結記念として飲みクロスにお持ちします。

ではまた(^^)/