どうも、ねへほもんです。
こちらは日曜日、今日も休日を満喫しました。
という訳で、今日のお出かけの模様をお伝えします。
1.バスに乗ろう!
今日の話に絡む内容であるため、まずはバンクーバーの交通事情についてご説明します。
今後バンクーバーに来ることがあれば、役立つ知識だと思います。
「バスって、細かな運賃の支払いが面倒」
そう思う方が居るでしょう。
僕自身、日本ではほとんどバスに乗りません。
目的地に辿り着くバスを調べ、バス停に行き、乗り場・降り場に応じた運賃を用意し、最後に支払う。
手順が多すぎます。
ですが、カナダは日本ほど鉄道網が発達しておらず、観光においてバスは必須の交通手段です。
バスの使用頻度が高いためか、利便性を高める仕組みがあります。
それは、
一律運賃
です。
バンクーバー全体をZone1,2,3と大まかにゾーン分けし、ゾーンの境界を跨ぐまでは同一運賃、跨ぐと運賃が上がります。
僕はZone1内の1ヶ月定期券を購入し、通学に使用しています。
「コンパスカード」といい、一定金額をチャージするか、一定期間の定期券を購入することで利用できます。
日本のSUICAみたいなものですね。
更に便利なことに、この定期券はバス・鉄道・シーバス共通で使用可能です。
シーバスは明日の記事でご紹介します。
通学はZone1の区間内で済むため、バスに乗って最寄り駅に行き、その後鉄道で学校の最寄り駅に行くという過程で一切お金は掛かりません。
また、昨日行ったUBCもZone1内だったので、バスに1時間半位乗ってもお金は掛かりませんでした。
海外でバス代の支払いとなると、その国のバスの乗り方、言語、通貨を理解する必要があるため、一律運賃は非常に助かります。
バンクーバーのバスの仕組みを理解したところで、今日の日記に進みましょう。
2.エクスチェンジ
今日の目的地は、ダウンタウンを飛び出し、Starley Parkという観光スポット。
元々は先住民の所有地だった場所をカナダ政府が半永久的に借り受けた場所で、歴史を感じるトーテムポール広場から、水族館、テニスコート、ビーチ、レストランやカフェと様々な施設があります。
ここもZone1のため、交通費はタダで済みます。
地図から分かる通り、Starlay Park自体は広く、どこで降りれば施設があるのかよく分からなかったため、バスで終点まで進んで、降りた場所で案内を見ながら進むことにしました。
このいい加減な態度が、後に大きな後悔を招くことになろうとは・・・
①ダウンタウン→Starlay Park
バスに揺られること20分。
周りの乗客が次々と降りていきます。
「あれっ・・・自分だけ?」
終点を前に、バスに1人取り残されました。
この先に観光スポットは無いのだろうと予感した僕は、次のバス停で降りることに。
降りた先に待っていたのは・・・
ただの田舎
「ここ、どこやねん!???」
とはいえ、焦る必要はありません。
現代にはインターネットという検索手段が存在しています。
カナダ留学に備えてWifi端末を借りておきました。
前日は充電切れで使えないというトラブルがありましたが、今日は充電バッチリ・・・・・・・・・・・・・・・・・
充電したまま置いてきたwwwwwwwwwww
周りにはポツポツとカフェのようなお店が見えますが、フリーWifiがあるかは微妙な様子。
そう、僕はガイドブックを片手に持つだけの原始人として、目的地に辿り着かなければならなくなったのです!
まぁ、過度な心配は無用です。
自分がStarlay Parkのどこかに居ることは確実なのです。
何かの手違いで、観光施設の無い田舎に降ろされただけです。
最悪来たバスの対向車線で待ち、帰りのバスに乗ればダウンタウンに帰れます。
気分を取り直し、町をぶらつきました。
自動車屋の前で、名物らしき像を見つけました。
うん、観光してるしてる。
バス停を見失わぬよう、道路沿いに歩いていると、ある1つのバス停に行き着きました。
行きに乗ったバスとは違うもののようですが、
「Exchange行き・・・?」
エクスチェンジの意味を知らず、調べるネット回線を持たない状況でしたが、どこか重要な施設に連れて行ってくれる気がしました。
時刻表を見ると、30分に1本しか来ませんが、運良く後2分で来る時間でした。
運命を感じた僕は、謎のエクスチェンジ行きのバスに飛び乗りました。
②Starlay Park(のどこか)→(何かの)Exchange
バスに揺られながら、僕はこんなことを考えていました。
「見知らぬバス停で降りて彷徨う。旅してるなぁ・・・!」
ゆゆ式?か何かで観た記憶のある、見知らぬ駅で降り、探検し、無事に帰るという展開。
それを異国の地で実践できるとはとワクワクしていました。
何とも能天気なものです。
とはいえ、行く過程を楽しむのも旅の醍醐味です。
決まった目的地に行くだけならただの移動で、旅ではありません。
Starlay Park内で彷徨うだけなら、Zone1で運賃は掛からないため、お金の心配は要りません。
こういう旅もまた一興。
見知らぬ景色を見送りながら、降りた終点で見た景色は・・・
多数の停留所が集まっていました。
そう、Exchangeとは、「乗り換え場所」という意味だったのです!
ま、まぁそんなことだろうとは思っていたよ(汗)
英語力の無さが露呈しましたが、謎の田舎よりは行き先の選択肢が増えました。
問題はここから。
10ほどある乗り場から、どのバスに乗るかです。
見知らぬ「River」や「Valley」といった観光スポットに行きそうな行き先から、「Vancouver」という、Vancouver内のどこに行くねんと突っ込みたくなる行き先まで色々ありましたが、僕が選んだのは・・・
Park Royal
です。
③Exchange→Park Royal
この行き先名を見た瞬間にピンと来ました。
「Starlay Parkと一口に言っても、観光用のエリアは一部しかない。観光用のエリアをRoyalとして区切っているんだ!」
我ながら名推理です。
3度もバスを乗り継ぐ羽目になりましたが、ようやく旅は終わりを迎えました。
ふぅ、手間を掛けさせやがって・・・
坂を登り、海を渡り、遂に終着点が見えてきました。
あれっ、海を渡る必要あったっけ?
うむ、海が綺麗だ。
地名はLonsdale Quay。 地図でStarlay Parkのどこかを確認。
全然違うやんけwwwww
知らぬ間にStarlay Parkの遥か向こう、ダウンタウンの向こう岸に来ていました。
どういうことだ・・・?
日曜の旅は前後編でお届けします。
知らぬ間に向こう岸に辿り着いた僕は、結局どこへ訪れたのでしょうか?
お楽しみに(^o^)/