時は2018年12月28日15時39分。
自戦記をしたため始める。
おそらく最速記録だろう?
なんといっても、
まだイベント中
だからだ。
このウィクロスカップ、当初は大きな熱意を持って準備していた。
発売前から色々なルリグのデッキを組み、直後の土日でしみずきさん等とのフリーや大会で経験を積んだ。
幸い、大会直前の平日も会社は休み。
普段時間が無いと嘆く筆者にとっても、言い訳しようのない、至高の条件が整っていた。
・・・かに思えた。そう、あの日までは・・・
1.苦闘
12月24日
世間はクリスマスイブ。
「やることあるわけね~よwww」
俺は例年通りの冷ややかなスタンス。
神様は、そんな俺を見かねて使命を与えたのだろうか。
「やることが無いのなら、自宅療養しておけ!」
・・・そう、風邪である。
起きたら熱っぽいし、何より怠くてやる気が起こらない。
寝ているうちに、どんどん寒気がしてくる。
偶然1本手元にあったスポーツドリンクを命の水として大切に頂きながら、熱が過ぎ去るのを待った。
12月25日
熱は下がったようだ。だが、体は怠い。まだ到底起きられそうにない。
お粥を炊いて食べられる位には回復した。風邪は災難だが、ウィクロスカップまでには回復するだろう。
12月26日
怠いのは相変わらずだが、少しの間は起きていられるように。
怠いながら、鼻水、喉、咳、腹痛といった風邪の症状は治まってきた。
治りが遅い気がするが、まぁウィクロスカップまで(以下ry
12月27日
風邪の症状はほぼ治まったが、怠いのは相変わらず。
起きていられなさすぎて、1日16時間睡眠という結果に。
気合でデッキレシピは書いたが、一人回しする元気は全くなく、ダウン・・・
2.敗北
12月28日
ウィクロスカップまであと・・・って当日やんけ!
勿論体調万全ではなく、夜何度も目覚めた勢いで朝6時に起きたのだが、まずは行って大丈夫かの判断から。
とりあえず、人にうつす状態だとマズイが、咳と鼻水はほぼ止まっているので行けると判断。
何より、参加費1000円を先払いしているから、行かないと損だw
行く道中、いや、数日前から分かっていたことだが、今回の風邪は風邪特有の症状ではなく、果てしない怠さに苦しめられていた。
カードゲーマーにとっては非常に面倒な話で、そもそも会場に辿り着くまでも問題だらけだった。
電車内の微妙な揺れで頭痛が起こる。大腸が刺激されてトイレに駆け込む。
歩こうとするとふらついて真っ直ぐ歩けない。
何だか視界がぼやける。
「あれっ、風邪じゃなくて老化だったのでは・・・?」
愕然とした。
そもそも風邪なんて、今まで2日でほぼ治してきたはずだ。
ここまで怠さを残したことなんてない。
もう、若くないのかもしれん。
全部歳のせいだ。
年の瀬だけに。
さて、肝心の大会経過だが、使用デッキはこちら。
ユキって、構築でもプレイングでも、書きたいことがいーっぱい!あったのに、体調のせいで本当に酷い結果となってしまった。。。
1回戦 タマユ 〇
初対戦ながら、防御の薄いデッキということは知っていたので、盾キープを優先しつつ、早くリスタートに突入してもらうよう誘導。
こちらが盾2枚の状態でリスタートを使えてもらえたので、ブリーディング+トゥルース(アネモネ)で3面除去。追加ターンの追撃に備えてイクエスを残すも、特に飛んでくることはなく、無事勝利。
2回戦 ユキ ×
ミラーマッチで先攻に。
2ターン目冒頭、我が目を疑う光景を目にします。
ねへ「トップを4枚見て、シード埋めます。」
嘘・・・だ・・・ろ・・・?
Q2は蟹キーでサーチできるから無いし、かと言って何も埋めないと相手が攻めやすくなるし・・・と思いD2を埋めましたが、これが運の尽きでした。
4ターン目。蟹キーを発動。
おっ、ライフの中身が分かってきたぞ・・・
うん、勘弁してくれw
ユキらしくエナを絞られ、ベット無しでシーディングを撃たされたことも影響し、計4回ルリパンを通す結果に。
ちなみに相手の方のキーは・・・
「こっちバウンスするから除去の弾が尽きないんですけどwww」
色々と勝てる要素の無い1戦でした。
3回戦 リメンバ バーストチャンス ×
「何だか視界がぼやける」と書きましたが、遂に実戦に影響を及ぼしてしまいました。
3ターン目。
手札にユリがあったため、エナのサーバントを切り、植物シグニをエナに残してグロウ・・・したつもりでした。
エナを見返すと、衝撃の光景が広がっていました。
グロウコスト間違えたwww
とはいえまだチャンスはあります。不幸中の幸いか、ゼフィランを手札に抱えていました。ゼフィランから殴ってエナに植物を置けば良いのです。
何の問題もねぇ。
「やぁ」
おいwwwwwwwwwwww
―このゲームはここで終了しました―
ここで同様し、元々の風邪気味と加わって、以降はプレミのオンパレードでした。
「あれっ、こいつなんで左に置いたんだ?」
「3面止まるアーツなんてある訳・・・流転アルキメスあるし、自分も記事書いてたやんw」
「蟹キーここで使うのおかしいよな」
「なんでここで無駄に開花してるんだ・・・?」
5秒で気付くプレミを連発。
もうダメです。
・・・が、相手も決め手に欠き、決着まではもう暫く掛かるというところでタイムアップ。
バーストチャンス?もうどうでもいいよ。
負け
あの内容ならしゃーない。
4回戦 リル 〇
かつての筆者の相棒との1戦。先攻を取ってしまったが、まぁ何とかなるでしょ。
・・・と思った矢先の1ターン目、事件が起こります。
初手にサイサを引いたので、グロウ時にコインを得るコストとしてトラッシュに置き、蟹キーでコピーする準備をした・・・つもりでした。
あっ、、、このパターン、見覚えがありますね。
コイン獲得、その後トップから4枚見て、シードを仕込んだ後にふとトラッシュを見ると、衝撃の光景が広がっていました。
あれっ、知らない顔が・・・?
続いて手札に目を移すと、
おめぇ手札じゃ何も仕事しねーだろwww
まぁ、相手は手の内を知り尽くしたリルだったので、結果自体は無事勝利できました。
以上4戦で伝えたかったこと。
教訓「風邪予防は大事」
後編では発表情報をまとめます!