どうも、ねへほもんです。
今日はスペイン料理屋でディナーでした。
何しに行ったって・・・?
決まってるじゃないですか!
デートですよ///
僕だって社会人、オシャレな洋食店でデートの1度や2度は・・・
1.リベンジマッチ
ぜーーーったい、誰も信じてないですよねw
白状しましょう。
これです!
先月のDEATHラーメンの失敗から1ヶ月、再び激辛チャレンジの機会が訪れました。
前回は1500円、今回は3000円。
賭け金倍プッシュの大勝負の舞台へ足を踏み入れました。
2.恐怖の足音
賭け金倍増に震えながらも入店し、激辛パエリアを注文。
そこで、驚愕の事実を告げられます。
「完成まで40分掛かりますので、準備体操でもしてお待ちください」
んんっ!???
40分も!?
頼んだ以上、待つしかありません。
公衆の面前で言われた通りにストレッチを始める訳にもいかず、スマホをいじりながら暇をつぶしていました。
そこである事実に気付きます。
「ここは飲食店なんだから、前菜を食べながら待てば良くね?」
いや、むしろ何故気付かなかったし。
という訳で注文。
1品目「蒸し鶏のガルシア風」
300円とは思えないクオリティでした。
蒸し鶏の蒸され具合が丁度よく、ドレッシングの酸味が食欲をそそりました。中にマッシュポテトがちょこんと盛られており、味がワンパターンで終わらない点も評価が高かったです。
2品目「パタタスブラバス」
料理名を見て、「何やこれ!?」と思いましたが、下に英語の併記で「Fried potato・・・」という記載があり、おおよその推測はつきました。
じゃがいもの素揚げにケチャップとマヨネーズを添えるだけのシンプルな料理です。
「シンプル イズ ベスト」
当然に旨かったです。
前菜を平らげ、少し待つと、いよいよボスのお出ましです。
「俺は・・・越えてみせる!なすすべなく敗れ去ったあの日のことを、俺は、忘れない!その先に・・・何が待っていたとしても!!!」
3.死闘
写真で事前に姿を拝んでいたので、大量の香辛料と唐辛子を纏った姿に動じることはありませんでした。
ただ、僕の知ってるパエリアの面影はありませんでしたがw
まずは試しに一口。
「普通のパエリアだ。」
最初は口の中が正常なので、多少の辛さでは動じません。
口の中が刺激で満たされ、口の中の刺激と、新しく口に運んだ刺激が合わさって激痛を生む。
DEATHラーメンで学んだ教訓を忘れず、油断なく食べ進めました。
5分ほどで半分までは難なく到達しました。
しかし、ここから口の中が悲鳴を上げ始めます。
一口。また一口。徐々に口に運ぶのが億劫になり、ペースが落ちてきました。
しかし、DEATHラーメンの時とは違う。あの時は2割程度食べて諦めたけど、今回はもう半分を食べている。制限時間は倍の20分ある。
勝てるぞ!!!
13分経過し、休憩ついでに経過を撮ったのがこちら。
「と、唐辛子しかねぇ・・・」
米は9割以上食べきっています。
しかし、無意識のうちに避けていた唐辛子が牙を剥いています。
更に右上には、唐辛子入りマヨネーズも残っています。
最初、このマヨネーズは、味を変化させて食べやすくするために入ってるのだと思っていました。
軽い気持ちで舐めた瞬間、思わぬ刺激に震えあがりました。
宝箱を空けたらミミックを踏んだ
って感じですかね。
いやー、ビックリした。
ラストスパートをかけるべく、唐辛子を食べきるために選択した作戦がこちら。
「唐辛子を高速で噛み砕く」
舌に触れた瞬間に大ダメージを受けることは目に見えています。
とはいえ、喉もダメージを受けており、噛まずに喉を通すことは困難です。
そこで、唐辛子を舌を通さずに歯に乗せ、辛さを感じる余裕がない位に全神経を歯に集中させ、高速で唐辛子を噛み砕いて喉に流すという作戦を取りました。
特に喉が痛く、喉を通すことに一苦労でしたが、時間に余裕を残していたこともあり、何とか17分で完食しました。
(朦朧する意識の中で店員さんを呼ぶねへ)
店員さん「完食ですね~ティラミス持ってきますね。(鍋を持ち去る)」
ねへ「あっ、まだ写真撮ってない・・・(バタン)」
完食時のステータスは、
止まらない鼻水
喉に激痛
胸やけ
腹痛
過呼吸
心拍数上昇
意識混濁
でした。
写真を撮る余裕もないままに鍋を持ち去られたのは心残りでしたが、ここで待望のデザートタイムです。
一口食べた瞬間、
「あぁ・・・こんな美味いティラミス・・・あぁ・・・天に召されそう・・・」
今まで生きていた中で最高のティラミスでした。
仕事終わりの一杯
マラソン完走後の水
砂漠のオアシス
激辛パエリア後のティラミス
苦難を乗り切った先に幸福がある、人生の真理を見た気分でした。
そしてお会計。そこには、
「超爆辛完食 -3,218円」
の文字が!
完食の証明写真が撮れて一安心。
よし、帰るか・・・
腹痛に耐えきれずトイレに直行
重い後遺症に苦しみながらも、何とか帰宅しましたとさ。