かつて、ウィクロス界は闇に包まれていた。

 

レベル1にも関わらず、好き放題ぶん回して敵の盾、エナ、手札を吹き飛ばすデッキがあったという。

奴が規制されて束の間、次はメインフェイズに盾を5枚叩き割ってそのまま殺すデッキが現れた。

 

奴らは共に、同じ"魔王"によって生み出された下僕だったのだ。

 

更なる規制を加え、魔王に王座を明け渡すという大きな代償を払うことで、魔王はこの世から姿を消した。

与えられた王座に満足したのか、もう魔王が世界に食指を伸ばすことはなかった。

ウィクロス界に、平和が訪れたのである。

 

・・・かに思えた!

 

人はなんと愚かなのだろう。

規制により悪は滅びた。

キーセレという新しい遊び方が生まれた。

 

だが、ただ低速化するだけではつまらない。

もっと自由な動きがしたい!

もっと暴れたい!

 

平和を願うのが人ならば、刺激的な戦乱の世を願うのもまた人である。

そんな願いの結晶が、生み出してしまった。

 

 

人の心に"闇"がある限り、魔王は何度でも蘇るのだ!!!

腐敗したこの世界に、"滅びの呪文"を唱えるのだ・・・

 

1.復帰

 

既にTwitterや遊々亭ブログで告知しましたが、この度ねへほもんは、WIXOSS&ブロガー活動に本格復帰することとなりました!

そもそも休業に入ったのは、

 

・世界優勝で気持ちがひと段落した

・将棋に集中したい

・規制強化がツラい

・仕事が忙しくなりそう

 

と色々な理由があったのですが、将棋熱が落ち着き、仕事の忙しさも治まってきたため、そろそろ復帰かなと思った辺りで《ビカム・ユー》が来ました。

また手榴弾片手に特攻できる時代が来ると思うと、これは復帰しかないなと思いました。

 

更に遊月キー、アイヤイキーと新たな切り札が現れ、僕を強烈に手招きしてきました。

刺激が強すぎますぜ・・・

 

 

2.復帰準備

 

・6月3日(日)

 

復帰を決めた僕が、ブログ用にとカードゲーマーを買いつつ、復帰用のデッキパーツを購入。

何を組もうか・・・?と思っていましたが、「追加カードの購入額を抑える」かつ「目新しいデッキ」という視点で考えた結果、こちらにたどり着きました。

 

 

という訳で、復帰第1号は紡ぐ緑子でした。

 

一番安いのは、既にパーツが手元にあり、Lv4ルリグを買えば終わりのミルルンでしたが、新鮮味が欲しかったのでこちらにしました。

遊具軸紡ぐは、僕が1月に遊々亭ブログで、「ノーザン2面+ブラジャックで耐性持ち7点ショットじゃwww」と気前良く書いたところ、「ノーザンでバニッシュ耐性を付けると、ブラジャックのバニッシュもできなくなりますね(*^^*)」という厳しすぎるツッコミを受け、史上初の没記事として闇に葬った過去があります。

 

それが今や有力なデッキにまで成長したのですから、自分に先見の明があったと示すためにも、記事は没にせずに残しておけば良かったなぁ・・・と悔やんでいます。

 

ブラジャックが3枚だけとか、紡ぐで切る用のハッカ2号・3号は入らんのかとか、ツッコミどころは色々あるでしょうが、一番気になるのはアーツでしょう。

 

Q.なぜ、キーを入れずにチャクラム&流転なのですか?

A.売っていなかったから

 

ドーナキーなどという、僕の信条に反するカードを買う気は起きず、緑子と相性の良い華代キーにしようと思っていたら、困ったことに売っていない!

このまま大会に突っ込んでボロ負けして、「ねへさん、キーというものを知っていますか???」などと煽られるのか・・・と思っていたら、一筋の光明が差し込みました。

 

(遊月顔変わったなぁ~って違うだろ!)

 

ねへ「要は勝てばいいんだな!」

 

 

3.復帰戦

 

・6月6日(水)

 

チャクラム&流転という、舐め切ったアーツ構成で臨んだウィクパ。

コインが余るといっても、まだしも金剛不壊やろとかツッコミどころ満載なのは間違いないですが、勝算はありました。

 

「人数の少ないところなら・・・行ける!」

 

ありました。

 

保谷の「スピリッツ」というお店です。

 

都心から離れ、落ち着いた感じのお店で、昔からちょくちょく行っていました。

遊々亭担当の方と出会い、ブロガーとしての一歩を踏み出すきっかけとなったお店でもあります。

また、国分寺を拠点とする某世界王者が出禁になっているお店でもあります。

 

人数が少なければいけるやろ!という甘い読みは的中するのか?

結果は・・・

 

3人!

 

ふふっ、貰ったなw

 

・1回戦 VS雪月花代 〇

 

後攻になり、5ターン目まで生き残ることは難しいと判断。

そのため、鯖が少なく、序盤からライフを削りやすいという点に着目し、フルパンしつつ、後攻4ターン目に詰め切るプランに決めました。

 

先攻3ターン目にフォーカラーを使って守る等して、何とかライフ5を残して先攻4ターン目を迎えることができました。

運よく、相手の構築と引きがかみ合わずにサンストを起動されずに済み、ライフ5のままマラカイト×2(日進月歩)+ダブクラウルバンでアタックしてきました。

 

こちらは1エナ。何も無いだろうと安心していたのでしょう、まさか気まぐれのチャクラムでウルバンが寝るとはw

手札にサーバントを抱えていたため、ぎりぎり耐えることができました。

相手は先攻4ターン目に全戦力を投入してきたため、返しの詰めはすんなり決まって勝ち。

 

・2回戦 VSリワト ×

 

フレインフレインフレイン・・・

 

こちら、5コストグロウなんですよね?

Lv4の状態で、やむなくニホニン&オキクで突っ込んだら《アンチ・アビリティ》、更にメイン除去に乏しいために、アタックフェイズ開始時のルリグ除去すら止めることができません。

まー、完敗でしたな。

 

・番外編 お楽しみ賞 〇

 

少ないお店を狙った真の意図はここにありました。

なんと、2分の1の確率でお楽しみ賞が当たるという状況になり、見事にゲットすることができました!

まさに、

 

 

ですねw

 

という訳で、新弾発売までは、戯れにLv5に乗りつつ、失われた勘を取り戻す予定です。

復帰した以上、ある程度は結果を残せる位まで回復したいなー

今後とも宜しくお願いしますということで、ではまた(^^)/