どうも、ねへほもんです。

 

昨日、衝撃的なニュースが入ってきたので、今日はそのお話を。

皆さんご存知かと思いますが、

 

TOKIO 山口達也さん

 

のニュースです。

 

子供の頃から鉄腕DASHを観てきた僕にとっては非常にショックでした。

震災でDASH村が閉ざされ、番組の危機かと思われたところから、海岸や島を開拓し、0円食堂といった面白い新企画が生まれ、TOKIOは圧倒的な行動力を持つグループだと驚嘆してばかりでした。その中で山口さんは、大工仕事を担う鉄腕DASHの中心で、男の中の男だと尊敬していました。

 

それだけに、ただただ残念だと思う気持ちで一杯です。

尊敬していたといっても、今回の案件は犯罪であり、許されるものではありません。

1ファンとして、復帰を待ち望むというのが正直な思いではありますが、犯した罪の重さを理解し、酒を断ち、二度と過ちを繰り返さず復帰できる状態になるには時間が掛かるのかなと思います。

 

 

世の中では、「有名税」という考え方があります。

有名になるとプライバシーが阻害されるというのが主な意味で、今回の案件とは違いますが、有名人は知名度と引き換えに「自由」という税を払い、公共の存在であることが求められるのだと思います。

お金持ちが累進課税で多くの税を払い、社会に還流していくのと同様に、有名人は公共の存在として、人々にエンターテインメントの提供や模範的な振る舞いを通じて社会に還流していく。

 

テレビの有名人は、仕事上の出会いが多く、魅力的があるからモテやすい。多くの人と関わり、大衆の目に触れるからこそ、ストレスが溜まる。自分がその立場なら、何かやらかしかねないというのが正直な印象です。

しかし、だからやらかしても仕方ないと開き直るのではなく、知名度があり、社会へ大きな影響を与える存在であることを自覚して、模範的な振る舞いを心がける必要があるのだと思います。

 

 

今回の案件は完全に他人事という訳ではなく、知名度の規模は大きく異なるとはいえ、カードゲームの世界にも当てはまります。

トッププレイヤーの中でも、イカサマや炎上発言といったトラブルが時々起こります。

そういうトラブルを目にすると、多くのユーザーが不快な思いをして、そのゲームが廃れることに繋がりかねません。

ただゲームで強いだけでなく、ゲームの参考になる情報を発信する、面白いイベントを企画する等を通じ、ゲームの発展に貢献できるような人は本当に素晴らしいなと思います。

 

 

今日1日、このニュースのことを思い出し、またこの記事を書きながら色々と思いにふけっていると、胸が痛くなりました。

上で書いてきたことって、自分に特大ブーメランとしてぶっ刺さるんですよね。

ゲームの初期からブログを書いてきて、世界大会で優勝して、自分で言うのも難ですが、徐々に影響ある立場になってきたのだと自覚していました。

 

ただ、燃え尽きてしまった。

実績が負担になり、下手なデッキは組めない、下手な記事は書けないと億劫になってしまった。

偶然とはいえ、周りの空気を読まずに今日こんな記事を書く辺りからも、有名税を踏み倒していると言われても反論できないと思います。

 

ただ、誰もが聖人君子になれる訳ではないのもまた事実です。

有名人である以上、「有名税」は付き物ですが、嫌なら嫌、無理なら無理と逃げ出す自由はあります。

その世界の中で価値を発揮できない、発揮する気が起こらないのであれば、そっと身を引き、害をなさず、恥を晒さずに消えていくのも1つの選択肢だと思います。

公共性とは逆の話になりますが、人の目を気にせず、犯罪や人の迷惑にならない範囲で好き勝手に生きることもまた自由ですし、僕は自由気ままで我がままな人間なので、尊敬とかそういうのを受けるに値しないのだろうなと思います。

 

山口さんの事例は、詳細は不明ですが、入院生活から退院した直後に酒を飲み、犯罪に及んでしまったようです。

日頃の仕事、離婚、何が原因かは分かりませんが、積もるものがあって、健康を害し、酒に走り、犯罪に至ってしまったのかもしれません。

追い詰められる前に、大事にならない形で、ストレスや悩みを解消する手段はなかったものかと思うと、ただただ残念です。

 

すみません、自分でも話がまとまらず、何を書いているか分からなくなってきましたが、どうしても言葉にしたかったのだと大目に見てください。

まだ明らかになっていない事実があるようですし、今は事態の推移を見守ることとします。

ではまた。