僕も含め、週末3連休という方もいらっしゃるかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

ねへほもんです。

 

「僕は色々やってたら終わってた・・・」という状態ですが、ボーっとしていた訳ではないので、まぁ充実していたということにしておきます。

 

一番大きなところでは、ネット予約していたものの受け取れずにいたアカバネ先生の画集を無事入手できたので、まずはそちらの話について。

 

※この記事は絵画の販促を意図したものではものではありません。

高額な買い物は読者の皆様の判断のもと、冷静な状態でご決断いただくようお願い申し上げます。

 

 

1.展示会だよ!

 

アカバネ先生の初画集ということで、知り合いのセレクターの方でも購入報告のツイートをされている方をちらほら見かけました。

ケースから可愛さ全快で、中身も充実の160ページでした!

 

アカバネ先生に購入報告をすると、リプで「RGB印刷で普通印刷だとくすんじゃう彩度高い色もめっちゃ綺麗に印刷していただいているのでじっくり堪能してやってくださいな~~!!!」という有難いお言葉をいただきました。

WIXOSSを含め、今後益々のご活躍を期待しております。

 

・・・と話はこれに留まらず、週末に実際に絵を鑑賞してきたというお話も。

 

 

秋葉原の軸中心派の店舗で版画の展示会があったとのことで、これは見逃せない!と行ってきました。

土曜にサイン会があったらしく、店舗予約していればサイン会のチケット貰えたようなのですが、僕はあまりにも準備が良く、8月末の時点でネット予約を完了させていたため参加できませんでした。。。

 

発想を逆転させ、「別の日なら空いた状態でじっくり絵を鑑賞できるのでは?」と考え、日曜の昼過ぎに行ってきました。案の定空いており、ゆっくり見られて良かったです。

 

中では多数の絵師さんの、1枚数十万円!する版画が展示されており、その中のメインの展示スペースにアカバネ先生の版画が展示されていました。

当然のように撮影NGの空間だったので、写真でお伝えすることができずに残念ですが・・・

 

じーっと絵を眺めていたところ、店員さんが寄ってきて、「版画はね、このままの状態だと20%の魅力した発揮できていないんですよ!」と気になる話をされました。

「版画はライトアップすると更に魅力を増すんです!」という耳よりな話を聞き、実際に絵をライトアップしてもらいました。ただライトを当てるだけではなく、絵を展示コーナーから外して、椅子のある休憩スペースまで持ってきてもらい、そこで僕1人のためにライトアップしてもらうというVIP待遇ぶり。

 

上の写真の絵をライトアップしてもらったところ、実際に見て納得の変貌ぶりでした。

各色が鮮やかに輝き、細部まで細かな描写が鮮明に分かるようになりました。一部ラメ入り加工がされており、照明を当てて光るところも魅力を引き立てていました。

鑑賞後に行く予定だったウィクパに出損ねるという小さなアクシデントはありましたが、そんなことはどうでも良くなる位、感動に溢れた時間でした。

 

アカバネ先生の絵に加え、「天使の3P!」が大好きな僕が勿論大好きな絵師さんである「てぃんくる」先生(正確には、てぃんくるのはるかぜせつな先生)の絵もライトアップしてもらいました。

 

 

こちらは以前行った展示会の写真ですが、その際もウィクパ前で時間がなく、版画を眺めるのみで終わってしまったため、改めて見られて良かったです。

 

展示「販売」会とある通り、店員さんから購入を勧められる場面もありましたが、チキンな僕に突然数十万円の買い物をする度胸はなく、鑑賞後は失礼させていただきました。

色々見せていただいて手ぶらで帰るのは失礼かと思ったのと、感動の記念にということでアカバネ先生のタペストリーを購入しました。

 

 

「この絵はね、赤系の色の繊細な使い分けが見どころなんですよ!」という説明を受けましたが、間近で見てより深くそれを実感しました。

絵に関してはド素人の僕が表現するのも難ですが、濃い紅色から、花の淡い赤、更に後ろの夜桜の薄ピンクまでが見事に使い分けられています。

ライトアップされた本物を見ると、「すげぇ・・・」の一言すら出なくなりました。

 

 

2.可愛いは正義

 

最近感じることが多く、勝手に座右の銘にしているのが「可愛いは正義」という言葉です。

座右の銘の意味から外れている気がしないでもないですが、素直に「可愛い子っていいなぁ・・・」と感じます。

 

以前てぃんくる先生のインタビュー記事で、「女の子が子どもから大人になる瞬間の短い成長の時期が好きで、ファンの方たちに『妖精期』と呼ばれている」と書かれているのを見かけました。

 

ただ幼いだけではなく、身体も心も大人に成長しようと輝いている、それでいて、可愛らしいあどけなさも残っているという絶妙な時期だからこそ、僕を含めた多くの方が惹かれるのだろうなと感じます。

実際の10才前後の女の子は、ある程度「現実」に染まって大人へと歩んでいる段階かもしれませんが、「ロウきゅーぶ!」や「天使の3P!」の子達は純真無垢なまま、何かを成し遂げようと真っすぐに成長していく姿が描かれています。

 

「2次元にばかり夢中にならないで現実を見ろ」と言われるかもしれませんが、仕事等で社会の「現実」を直視し、時にはうんざりすることもある日常の中で、「何にも染まらず、ただ純粋に輝き続ける、"正義"の可愛さを持つ子」達に癒されるのは悪いことではないと思っています。

2次元という非現実の理想郷だからこそ、描ける純粋さがありますし、個々のイラストには絵師の方々の「リアルな」魂が輝いているからこそ、その絵は輝きを放っているのだと思います。

 

展示会でそれぞれの絵を見ていて、ただキャラクター自身が可愛いというだけではなく、絵師の方々の独自の世界観があり、背景の細かな描写がある中でこそ描かれた女の子達が一層輝きを放つのだと感じました。

ちなみに版画には多彩な色が用いられていますが、一色ずつ職人さんが重ね刷りをするという方法で作成されています。一色でも塗り間違えると1から作り直しになるというシビアな世界で、1枚作成するのに数ヶ月!の期間を要するらしいです。完成後も、絵師さんの厳しいチェックを受け、合格と認められた版画のみに絵師さんのサインが入れられるそうで、絵師の方から最大35回のNGが出た版画があるそうです。

 

この記事を書いている時点で店員さんのセールストークに見事に乗せられた感がありますが、相当な手間と技術が詰まっているということです。

まぁ買うにしても、自分にとって何か節目があった時に、冷静な頭で「金額に見合う感動を受けるかどうか・・・?」を考えてからということになるかと思います。高い買い物をする時に言えることですが、後で後悔することの無いように、冷静な状態で判断することが重要です。

 

 

3.旨いも正義

 

さて、話題はガラリと変わりますが、展示会の後に別のイベントにも行ってきました。

 

「神田カレーグランプリ」

 

という名の食フェスです!

 

 

 

神田付近はカレー屋が多く、そこでNo.1のお店を決めようというイベントです。

食フェスに行くようになったのは社会人になってからですが、野外系のイベントの中では色々と行く利点が多く、情報を聞く度に好んで行っています。

 

◆食フェスのここが良い!

・食べること自体が目的なので、食費だけで済む

・食べること自体が目的なので、食事代わりの来れば余計な時間が掛からない

・ただ旨い物を食べるだけのイベントなので、予備知識や準備は不要で気軽に参加できる

 

僕のように、「合理主義な物ぐささん」にはピッタリなイベントだと思います。

開催場所は神田で、絵の展示会(秋葉原)から歩いて15分ほどのところにあって寄りやすい点でもお手軽でした。

 

毎年参加している食フェスは、9月に新宿で開かれる「激辛グルメ祭り」と1月に埼玉県の和光市で開かれる「鍋グランプリ」というイベントで、神田カレーグランプリは2年ぶり2回目の参加でした。

余談となりますが、激辛グルメ祭りでは2年前に激辛の冷麺を食べ、あまりの刺激に死にかけたことがあります。なお、今年は「所詮激辛のレベルでは、今の俺には敵わねぇな・・・」と言い残すレベルにまで耐性が付いています。

フェスには限りませんが、「この店の激辛はヤバいぞ~」というところがあればご紹介くださいw

 

それでは、実際に食べたカレーをご紹介しましょう。

 

1.大勝軒

 

 

はい、つけ麺の元祖として有名な「あの」大勝軒です。

「40年ぶりの伝説のメニューが復活!」という売り文句に乗せられたかはさておき、まずはシンプルなやつだよな~と思い1品目に選択。

 

日頃からスープをじっくり火にかける習慣があるからかは不明ですが、具材の煮込み加減が絶妙でした。具材の形が無くなるまでじっくり煮込んだカレーもありますが、具材の食感もカレーの魅力の1つだと考えている僕にとって、柔らかいながら形は残るという絶妙な煮込み加減には非常に好感が持てました。

またつけ麺も食べに行きたいものです。

 

 

2.チキン南蛮カレーby秋葉原ガリガリ

 

 

看板の絵には色々な具材が載っており、「2品目は変化球で行くか~」と思ったら、案外普通のカレーが出てきました。

とはいえ食フェスに参加するだけあって、味は確かでした。

「タルタルソースとカレーって合わないのでは?」と思うかもしれませんが、ルー単体でも味わえ、タルタルが徐々に溶け出す中で味に深みが増すような、絶妙な味加減となっており、シンプルながらよくできた1品だと納得しました。

 

 

3.牛タンカレーbyジャンカレー

 

 

最初行ったタイミングでは売り切れ状態でしたが、他の2品を食べている間に作り直してくれたみたいで、無事最後に食べることができました。

「口に入れた瞬間に溶ける」という表現を食れぽで良く目にしますが、その表現がズバリと当てはまる1品で、売り切れになるのも納得です。

 

結局ナンには至らず、ライス系で終わってしまいましたが、フラっと寄ってサッと食べ、満腹になって帰宅でき、無駄のない有意義な時間を過ごせました。

趣味が合う方が居れば是非お誘いください。

 

明日から平日ですが、また変なネタが浮かんだら記事にしていこうと思います。

ではまた~('ω')ノ