昨年オランダの国立美術館で史上最大規模のフェルメール展が開催された。 65万人を動員したこの展覧会がドキュメンタリー映画として公開されている。
フェルメールの作品は、真贋論争のあるものも入れて37作品と言われているが、ボストンで盗まれた「合奏」を除くと現在観られるフェルメールの作品は36作品ということになります。
展覧会ではそのうち28点のフェルメール作品がオランダの国立美術館に集められたという。 まさに史上最大規模のフェルメール展というべきであろう。
フェルメール作品が一堂に会する会場の雰囲気が知りたくて映画館に足を運んだ。 つくばの映画館ではやっておらず、東京有楽町の映画館まで行った。 有楽町で降りるのも久しぶりである。
マニアックな映画にもかかわらず、盛況でした。
映画はオランダの国立美術館のキュレーターによる解説がメインで新しいものは無かったが、今回のフェルメール展に出展しなかった美術館が、ロンドンナショナルギャラリーやケンウッドハウス、バッキンガム宮殿とイギリスに偏っていたのが気になった。 イギリスがEU離脱したことが影響しているのか、あるいはオランダとイギリスの美術館の仲が悪いのであろうか。
自分もこれまで海外旅行や国内でのフェルメール展でフェルメールの37作品中30作品を観ました。
バロック好きとしては、フェルメールと聞けば出かけるのを止められません。