60過ぎて涙腺がゆるむことが多くなった。 ちょっとしたことで涙があふれる。
TVを観ていて涙ぐみ、家人に知られないように鼻をかむ。
映画を見ても涙ぐむ。 若い頃はこんな場面では絶対泣かなかったところで泣いてしまうが、隠す必要がないので涙はそのまま流す。
最近見た映画で泣けたのは、「ストックホルムでワルツを」と「ラブロージー」である。「ストックホルムでワルツを」はスウェーデン人ジャズ歌手モニカの半生を描いた映画である。主人公を演じた歌手もよく、音楽もすばらしかった。物語は父との確執をもった主人公の波乱の人生が、最後は和解と幸せな結婚に終わり、ふつうはそれでいい気分になって映画館を出るだけなのだが、泣けてしまった。 お勧めです。
「ラブロージー」は青春喜劇映画で、普通老人は見ない映画であるが見てしまった。 これも最後に初恋の人と結ばれるハッピーエンドで気持ちよく泣けた。
人が一生で流す涙の量は決まっているのだろうか。もし決まっているなら、老人になって涙が増えるのは、若い頃の涙の量が少なかったということになる。 自分はどうだったのだろう。