去年4月、千葉県多古町の城を訪れました
多古町には城が多いんですよね〜、今回訪れたのはそのうちの土橋城です
土橋城は千田親政の居城で、古河公方・足利成氏が、一時期入城していたともされています
南北朝時代には千葉氏の家督争いの内紛による「土橋合戦」の舞台ともなり、28年間続き、関東に戦国時代をもたらした、鎌倉公方(のちに古河公方)・足利成氏vs足利将軍家・山内上杉家・扇谷上杉家の内乱「享徳の乱」では、馬加康胤・原胤房らに島城を追われた千葉氏宗家最後の当主・千葉胤直が土橋城近くの東禅寺で自刃しています
車は、現在は廃寺となっている東禅寺に置かせてもらいました
周辺には千葉氏に関連する城や寺が多くあります
今回は訪れませんでしたが、最後となってしまった千葉氏宗家16代・千葉胤直と妻子たちの墓碑が、墓所に残されています
ここから歩いて土橋城へ向かいました
あの小山がかつて土橋城があった山です
神社の参道から登ります
登り切ると、確かに城らしい雰囲気があります
余湖くんのホームページより縄張り図お借りします
頂上にある神社の一段下を西側へ回ってみました
畑でした
主郭である神社には土塁があります
これしきの土塁でもはしゃいでます
ぐるりと土塁を回ってみました
わずかながら土塁ウォークを堪能
以上で攻城終了
遺構は少なめですが、城らしさは残る場所でした
しかし千葉県多古町の数ある城の本領は、これから始まるのでした