今年２月、埼玉県熊谷市を訪れました
今回は成田氏館を訪城です
成田氏館は「のぼうの城」で一躍有名になった成田氏の発祥の地です
藤原鎌足の末裔・藤原忠基から５代目の助高（資隆）が、1053年（天喜元年）この地に移って成田氏を名乗り、1491年（延徳3年）に成田氏９代・成田顕泰が忍城に移るまで、約400年間ここを本拠としました
余湖くんのホームページより縄張り図お借りしました、遺構はありませんが東側の泰蔵院から攻城開始です
泰蔵院
お邪魔します
しかし泰蔵院の中から西側には抜けられず、仕方がないので外から回りしました
ところで泰蔵院は「成田山泰蔵院」とも言うので、これは成田氏の家紋かと思いきや・・・
成田氏の家紋とは向きが違いました
住宅しかない道を抜けていくと
石碑と標柱が現れました
現在、館跡に遺構はありませんが、石碑と標柱だけがあります
標柱の側面には説明があります
ちなみに関東八家とは
千葉
小山
結城
長沼
宇都宮
那須
佐竹
成田
とする説がありましたが、別に「関東八屋形」という室町時代公認の称号があり、こちらは成田の代わりに小田が入って
千葉
小山
結城
長沼（大掾とも）
宇都宮
那須
佐竹
小田
という古くからの名族を指すそうです
というわけで攻城終了
何もないことはわかっていましたが、戦国時代に躍動した成田氏が、長く本拠地とした場所を訪れてみたくて訪れました
