去年11月半ば、山梨県甲府市の湯村山城、甲府城と訪れましたが、次の城へ行く途中、ちょいと寺へ寄ってしまいました
訪れたのは善光寺ー
あの信州の有名な善光寺ではなく、甲斐にあるもう1つの善光寺です
信州の善光寺に対して、こちらの通称・甲斐善光寺はあの武田信玄が、宿敵・上杉謙信との川中島の合戦に際して、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558)、本尊の阿弥陀如来をはじめ諸仏や寺宝類を甲府に移したことに始まります
その後、武田氏滅亡により、御本尊は織田・徳川・豊臣氏を転々とし、慶長三年(1598)信濃に帰り、甲府の善光寺では新たに前立仏を御本尊と定め、現在に至っています
江戸時代には、本坊三院十五庵を有する大寺院として徳川家位牌所にもなり、一度焼失して再建された七堂伽藍は東日本最大級の伽藍だそうです
国の重要文化財である山門より入ります
山門には運慶・快慶の慶派作っぽい仁王像がいらっしゃいました
本堂へ
山門と同様、本堂も国の重要文化財で、撞木(しゅもく)造りの本堂は、東西約38m、南北約23m、高さ約26mもある堂々としたもので、東日本最大級の木造建築物だそうです
さすが、随所に「武田菱」があります
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
本堂中陣天井には、江戸の希斎という画家による巨大な龍が二匹描かれ、手をたたくと多重反響現象による共鳴が起こる、いわゆる「鳴き龍」があり、日本一の規模を誇るそうです
確かにいい響きの音でした
↓写真はお借りしました♪
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
ここでそのズルがバレたのか、隣に宝物館があり、声をかければ開けてくれるとあったのですが、鍵が閉まってたのでやめてしまいました
しかし、この甲斐善光寺にはこれがあったんですよね
日本最古とされる源頼朝の木像
そして源実朝の木像も
写真はお借りしました♪
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のおかげで、上の木像はよくテレビで見かけました
宝物館で見れたのかはわかりませんが、「お戒壇巡り」の鍵を触ってご縁を結ぶのに、2回回ってズルしたから見られなかったのでしょうか
お宝は痛恨の極みでしたが、意外に面白かったです
実は過去2回訪れてますが、本堂の中の有料区間は訪れてなかったので、初めて入って良さを知りました
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
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