「真夏の大冒険!東京23区の城10番勝負」
今回はその②城めです
2022年6月上旬、この日は東京の銀座(「ザギン」の方が有名?w)に用事があり、その足で皇居まで歩きました
今回の城は東京都千代田区にある100名城、ご存じ江戸城です
江戸城は1457年扇谷(おうぎがやつ)上杉家の家臣・太田道灌(どうかん)が築いた平山城で、1590年に徳川家康が江戸城に入城した後は徳川家の居城となりました
江戸幕府が開かれると大規模な拡張工事が行われ、東西約5.5km、南北約4km、周囲約14kmにも及ぶ近世城郭として国内最大の巨大城郭で、およそ260年にわたる徳川15代の将軍の城です
大政奉還後、徳川家は江戸城から退去、一時的に東京城と改名されたこともありますが、その後は皇居、宮城(きゅうじょう)として使われています
現在は皇居として利用されていますが、本丸・二の丸・三の丸部分は、皇居東御苑として無料開放されています
銀座一丁目東京国際フォーラム東京駅皇居と歩きました
なぜ東京国際フォーラムに寄ったかというと、これです
東京国際フォーラムの一角には江戸城最初の築城主・太田道灌のコーナーがあります
太田道灌は室町時代後期の武将で、扇谷(おうぎがやつ)上杉家の家宰であり、文武両道の名将として関東の戦国時代初期を彩る人物です
築城家としても優れ、江戸城、河越城(のちの川越城)、岩付城(のちの岩槻城)などを構築しましたが、その威勢を恐れたか、主君上杉定正に謀殺されました
戦国時代の勢力図の変遷
太田道灌の時代にはありませんが、江戸城天守の模型もありました
そのあと東京駅へ
関東ではレアな石垣があちこちに登場
内堀に入ると桜田二重櫓が見えてきました
白鳥もいらっしゃいました
入り口はいくつかありますが、やっぱり大手門から入りたいものですね
さすがは皇居、荷物チェックされてから入城です
門をくぐるとしっかり桝形
門跡を抜けると同心番所
また門跡を抜けると百人番所
長い建物を見ると京都の三十三間堂(蓮華王院本堂)を思い出す⁈
また門跡を抜けると今度は大番所
中之門へ
いいクランクになってますね〜
石垣も見応えがあります
続いて現存する3つの櫓の1つ、富士見櫓へ向かいました
少し歩くと「忠臣蔵」赤穂浪士の討ち入りのきっかけとなる松の大廊下跡があります
建物が残ってないので「廊下」感はありませんが
続いて富士見多聞へ
「多聞」とは櫓とは違う長屋型の防御施設で、松永弾正の多聞城が始まりだったので「多聞」と呼ばれるそうです
今回はここまでで終了
次回、後編に続きます