皆さま、あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします
去年回った城は95城でした
2020年は104城
2021年は96城
3日に1回のブログアップでもいつまでも追いつけないので、さすがにペースダウンを考えてます
さて、新年からお届けするブログは去年５月、神奈川県の三浦半島まで足を伸ばした時のものです
訪れたのは三浦市の三崎城です
三崎城は三浦氏の本拠地でした
三浦氏といえば、去年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも活躍してましたね
戦国時代に入ると北条早雲に攻められ、三浦氏は滅亡、その後は北条氏の城として浦賀城とともに安房の里見氏に対する主力水軍基地になります
里見氏によって攻め落とされて三浦半島南部が里見領となったあと、後北条氏三代目の氏康がこの地を奪い返し、息子の氏規を三崎城主としましたが、豊臣秀吉の小田原征伐の際に廃城となっています
途中寄った高速道路のＰＡのお土産も「鎌倉殿」にあやかってます
車は市役所の隣にある図書館に停めさせてもらいました
三崎中学校と市民体育館の間の道に案内板と城址碑があり、まずは案内板で軽くお勉強
現在、城址一帯には三浦市役所が建てられ、市役所前の屈曲した坂道に大手口の名残があるそうです
本丸跡
この道が堀だったようです
わずかながら遺構が残る所へ向かいます
こんな隙間を抜けて
慰霊碑を越えて
慰霊堂へ
ここに堀切の面影が残ってます
慰霊堂の先は断崖絶壁
堀切沿いに降ります
結構、小高い場所に城はあったようです
西へ向かいます
遺構がないので、現在地が縄張り図のどこかイマイチわからないのですが、多分赤矢印部分
学校に残るこれは当時の土塁でしょうか？
今度は北側から南下
ここら辺もかつては空堀だったようです
本瑞寺と光念寺の間へ
土塁発見
光念寺には三浦氏ゆかりの地の案内図がありました
三浦氏のお墓や城跡など、なかなか詳細な案内でした
光念寺は三浦一族の和田義盛の創建とされてるそうです
「鎌倉殿の13人」より
その弁財天
光念寺の南側も断崖絶壁です
海も見えます
以上で攻城終了
遺構はあまり残ってないとのことでしたが、意外に雰囲気は味わえる場所でした
