17-18セリエA第33節、VSフィオレンティーナ | ラツィオメモ

ラツィオメモ

セリエAラツィオの話中心にテキトーに書いてます

ダマート劇場。

()内は想像です。

 

・試合は入りからフィオがややプレスを強めにかけてくるがラツィオはそれをいなして攻撃に出る形。

・開始7分でいきなり試合が動く。インモービレへの浮き球縦パスをカットする為に飛び出したスポルティエッロがキックミス。飛び出した状態でボールをインモービレに渡してしまったスポルティエッロは慌ててインモービレのシュートをエリア外で腕に当てて防いでしまいレッドカード。

ただこの時はインモービレがシュートを打った位置の角度も厳しく、スポルティエッロも手を引っ込めるか迷っている状態で当たってしまっており、フィオホーム、開始間近と言う事もあってイエロー辺りでも良かったかもしれない。

(ヤバイ、いきなりホームに厳しいの出しすぎてしまった)

・10人になっても一応正当な範囲の退場でもあったためフィオも腐らず闘志を持って戦い、やや気の抜けたラツィオに対して寧ろチャンスを作るようなシーンもあった。

・16分に再び試合が動く。フィオGKのフィフティのロングキックに併走して競り合っていたキエーザがムルジャに倒され(と言うよりキエーザがムルジャを手で押してその勢いで倒れ込んだ)、何故かムルジャがファウルを取られ、絶好の位置でFKを与えた上にムルジャも退場にさせられて10人対10人になった。

(良し、これでバランス取れた)

・しかし今度はその絶好の位置のFKをフィオが決めてしまった事で、ラツィオ側は何もしていない状態で2つのダメージを与えられることになった。

(バランス取るつもりがやり過ぎた)

・ラツィオは慌てて10人ながらデフライを下げてアンデルソンを投入する超攻撃的布陣に変更。

・攻撃的に行ったら逆に裏を取られてエリア内に侵入され、竸っていたL・フェリペが少し遅れたタックルに行きPKを取られ2-0となる。但しこのシーンも少し遅れ気味のタックルではあったがフィオの選手は交わした後に膝から崩れるように倒れていて、場合によってはシミュレーションを取られてもおかしくないような形でもあった。

・これでラツィオ側は荒れ始め、あの程度でファウル貰える基準なら、と猛攻に出ながらも接触で倒れたり強引に突っ込んで倒されたりするシーンが増えてくるが今度はファウルが取られず切れたシーモが退席させられる。

(段々拙い雰囲気に)

・シーモが退席になって少し冷静さと真っ当な熱さを思い出したラツィオが反撃に出てFKからL・アルベルトが素晴らしいゴールを決めて1-2。前半終了間際にはCKからカセレスが魂のこもった飛び込みからラツィオ移籍初ゴールを決めて同点に追いつく。

(どちらからも大きな文句を出させないようにするにはこれ以上の退場者を出さないようにしながら同点で試合を終わらせたい)

・後半に入ってもラツィオが押し込むが隙を突いてシメオネがDFラインギリギリで飛び出してシュートの溢れ球を流し込むがオフサイド。VARも発動したが結局判定は変わらず。

(これ以上荒らしたくない)

・しかしここで得点が流れたフィオがもう一度チャンスを掴みヴェレトゥの綺麗なフェイントからハットトリックとなるゴールを決める。

(またバランスが崩れた)

・その少し後に今度はインモービレがオフサイド気味に飛び出して上手くボールを受け、その流れでPKを得るがフィオ側の抗議によって今度もVARが発動しオフサイド判定となってラツィオの同点のPKは消えた。

(バランスを保てそうだったのに)

・勝ちがどうしても欲しいラツィオは厳しい立場になったが激しい攻めを続けて70分にアンデルソンが素晴らしいミドルを決めて同点、続けて73分にはL・アルベルトが右サイドからのクロスに合わせて勝ち越し点を決めた。

・勝ち越しを許したフィオは最後の反撃に出るが徐々に攻撃が雑になって来て恐らくフィオ寄りに戻っていたかもしれないジャッジも味方に出来ずに試合終了。

 

・状況によってコロコロ変わるファウル基準とカード基準に両チームの選手、監督、ファンが振り回され、ブーイングの時間がかなり長かった試合は得点シーンだけはやたら綺麗なのが多いハイライトで見ると印象が変わるかもしれないクソゲームでした。

()内は完全に私の妄想の産物ですが、試合見ててそんな考えしか浮かんでこないようなジャッジでした。明らかにどちらかのチームを贔屓した結果酷いジャッジになるってのは結構見ますけど、こんなのはなかなか見ないですねぇ。

フィオ側もキエーザなんてかなり振り回されててファウル貰える基準のはずだと簡単に倒れてファウル取ってもらえずに切れてる、なんてシーンも多かったですね。