メリークリスマス!
ということに昨日、夜になって気づきました。
世の中の流れに疎さマックスの蒼山です。
みなさま素敵なクリスマスをお過ごしでしょうか。
こんな時にあげるのもどうかと思いますが、少しずつ書きためてきたドバイ旅行記ができたので、あげさせてください。
とにかく写真がたくさんあるので、記憶が鮮明なうちに残したいと思い立ち。
今回はそもそも学生時代の女ともだちが、2週間ほどクウェートやオマーンを巡る中東ひとり旅をしていて、その中で最後をドバイにしようと考えているのだけど、ドバイは一人より誰かと楽しみたいから来ないか、と声をかけてくれて、決まった旅でした。
今まで2回ほどギリシャに行ったことがあるのですが、その経由としてドバイ空港に降り立ったことがあったものの、本格的に滞在したことはなかったし、ドバイはきっと誘われなければなかなかいけない場所だなと思ったので、行くことに。
10年パスポートなのですが、あと1年くらいしたら更新しなくてはいけなくて、もうそんなに経つのかと時の重みを感じる。🐟
日本からは直行便で行きは12時間、帰りは9時間くらい。長いけれど直行便なので意外とあっという間。
ちなみに行きの飛行機の中では、人生でもう何度も見てるシックスセンスを見直して泣き、これまた鑑賞済みのアベンジャーズのエンドゲームを見てはまた泣き、、
長時間フライトの時は新作ではなく、安心のものを選んでしまいがち。
最後のお母さんと主役のオスメントくんの会話のシーンが、素晴らしいんです。
早朝に到着するも、ドバイは暑い国で夜が長いからか、朝は人が少なめ。
気候は日本と打って変わって半袖でも暑いくらい。だけど湿気がなくて風も吹いているので心地よかったです。
ホテル一帯が観光エリアだったみたいで、どこもかしこもおしゃれ。
すぐ裏に運河が流れているのですが、その向こう側にあるスークという商店街のようなところを見にいくことに。運河を渡るために船が走っています。
値段も安く乗っている時間もほんの5分くらい。
きれいな運河だった。
こちらがスーク街の入り口。
イメージ的にはドバイ版アメ横的な感じです。
鮮やかなスパイスたち。
こちらはストールの壁。🧣
スーク街は一度入るとどこも客引きがすごい。笑
日本人だとわかると日本語で話しかけてくるのですが、なぜか高確率でみなオカチマチ〜と言ってくるのが不思議でした。
すごい店員だと歩いてるだけだったはずの観光客の頭に、光の速さでストールを巻きつけ、すてきでしょ?中を見てみて!という感じでそのまま鮮やかに店内に連れ込む技を持っていたり。
押しに弱いわたしは、まんまと初日からラマ生地ストールを購入してしまいました。といってもそのあとの旅でとっても役立ったし、いい生地だったので、満足しています。
これもまた旅だしね〜。
ただ油断してるとあっという間に散財するので、それ以降スーク街を歩くときはほんとうに興味があるもの以外立ち止まらないようにしていました。立ち止まったら最後!
あちらでは定番のキャメル(ラクダ)ミルクのアイスとマンゴーアイスのハーフ。街のアイス屋さんで買いました。これとても美味しかった。🍨
初日はそこから砂漠に泊まるツアーへ。すべすべでさらさらの砂漠。
海辺の砂と違うなあと思ったのが、全然足にまとわりつかないところ。
ラクダさんに乗る。
思ったより乗るとかなり高くて、しかもラクダが立ち上がるときって、後ろ足を伸ばし、前足を伸ばす、という二つの行程だけなので、二段階でガクンと上がる感じ。なのでかなりしがみついてないと、怖かったです。
楽しいがずっと緊張している。
宿泊するキャンプではヘナタトゥー(2週間くらいで消えるタトゥー)を施してもらったり。
水タバコに挑戦したり。
夜はまたラクダに乗ったり、砂漠で焚き火をしたり、だったんですが、夜の砂漠はけっこう肌寒い。ただなにも遮るものがないのと月明かりが眩しくて、夜なのにすごく遠くまで冴えて見える感じ。
なんだか全然寂しくないんです。
こんな夜なら、置き去りにされても悪くないかもなあって思ってしまいました。
翌朝。
朝焼けがきれい。
2日目からは街を観光。ドバイ最大級のモール、ドバイモールへ。
メトロの駅。砂漠とは打って変わってのヴァーチャルな色合い。
ドバイモール。フロアが地下から含めて4階くらいまであり、こんな風なお店が並ぶ道が永遠に続いている。
かわよい。
モールの中には水族館も!
またしてもラクダ。
夜になったので、モールの前で開催されるドバイファウンテンという水のショーを見るため外へ。
写真だと伝わらないですが世界一高いビルらしいバージュカリファ。
毎日やっている水のショーは18時くらいから30分おきに見れました。いろんなところから見ることができるのですが、せっかくなのでと船に乗って鑑賞。
およそ5分間のショー、惜しみなくゴージャスで景気よく、合わせる曲も毎回違うのが楽しかった。
アデルのスカイフォールが流れてテンション上がる。そういえば007の新しいシリーズもうすぐですね〜。🐕
人がたくさんおる。
ドバイにはいろんな国の料理があるので、そこも楽しいところでした。この日の夜は久しぶりにギリシャ料理。大きなタコのグリルと、名物料理のムサカ。(ナスとひき肉とチーズのグラタンのようなもの。)
帰って万歩計を見たら、なんと一日ドバイモールを歩いただけで2.5万歩に達していて仰天。😳それでも回りきれないくらい果てしなく大きいモール。
帰ってからは泥のように眠る。🐪
3日目はモスクへ。小一時間ほどモスク内を見学できるツアーに参加しました。
礼拝の仕方など見せてもらえたし、モスクの内部がとにかく綺麗で眼福。
かっこいい扉。
遠くから見てもモスクは雄大。
近未来的な公衆電話。
この日はお天気もよく気持ちよかった。
散々歩いたので、そのあとはスパに行って癒されたおす。こういうのは大人になってよかったなあと思う贅沢のひとつ。
夕暮れ。
夕刻のお祈りの声がスピーカーから響く。
少しだけ世界の時が止まって見える神秘的な時間。
夜は海沿いのセレブが暮らす住宅街を見て唸る。
すんごいビル。
ホテルの近くへ帰ってくる。
夜でも町は煌々と明るい。そして感じたこととして、冒頭にも書きましたが、ドバイはやっぱり夜が長い。賑わっている場所は23時を過ぎても子供連れの家族が歩いていたり。人通りが多いのもあり、治安はよかったです。
そうそう、ドバイへ旅に、というとなんとなくリッチな印象を持っていたのですが、航空代やホテル代、タクシーなどは思っていたより安めで、そこも気軽に行こうと決断できた要因のひとつでした。
特にタクシーはメーターがちゃんとついていたし、クレジットカードも使えたので安全で乗りやすかったです。楽なのでUBERも何度か使いました。
メトロも綺麗でわかりやすく、バスも時間はかかるけど、メトロと共通のメトロカードで乗れるので、利用しやすかった。
ただ、ご飯代やお土産を買おうとすると物価が少し高めだなという印象。
といっても旅はご飯が大事、と思うし、ケチケチしていても楽しくないので、そういうところは惜しまず、美味しものを食べていました。笑
最終日も快晴。12月のドバイでよかったなと思うのが、暑すぎず過ごしやすい素晴らしい気候だったこと。
この日のお昼はアラブ料理。
とってもかわいいお店でした。
今回砂漠やモスク、スーク街でもどこに行っても出てきたデーツ。ナツメヤシの実。食感はプルーンとか干し柿みたいな感じ。味は黒糖のような甘みとこっくり感。好き嫌いあるそうですがわたしは好きでした。
こちらはアラビックコーヒー。こらも至るところにありました。薄いお茶のような味だなあ、と思って作り方を調べたら、コーヒーの粉をフィルターを通さずカルダモンなどと煮込んで作るらしい。たしかに風味が少しスパイシーな感じ。
サンドイッチ美味しかった。
花が美しい通り。
かわいい靴たち。
最後の日なのでお土産など買い込んでいたらあっという間に夕方。
夜はシーフード。海老のグリルと魚の煮込み。
遅めの深夜発の飛行機だったので、これにて思い出の写真は終了。心地よい疲れで飛行機の中でも珍しくよく眠れました。
こんな長距離旅行、なかなかできないし、旅って行く前は本当にパッキングが、、ホテルや搭乗券の手配が、、面倒だなあ、とか笑、いろいろと楽には行けないけれど、行ってしまえば心から息を出来るような瞬間もあって、やっぱり好きかもなあって思いました。
そして一緒に行く相手が大事だと思うので、そんな風に近過ぎず重過ぎず、ふらっと時間が合ったからいこうよ、と思えるような距離感のともだちがいることに感謝だなあとも。
年が変わる前に、忘れないためにも書き残しておきたいなと思いました。
ドバイの空気が、香りが、少しでも届いたら嬉しいです〜。🐪🕌
帰ってきても日々は続く。
明日が待ちに待った3月のライオンの新刊発売日なので胸を高鳴らせながら、わたしは今日も変わらず曲を作り、生活をしています。
打ちひしがれるほど胸打たれる作品に出会えることは、人生のよろこびだなと、思うのだけれど、
羽海野チカさんの作品はそのひとつ。
その真剣さに、向き合う時間と労力の重みに、くらっとするほど光をもらうから。
みなさんも、良い年末を過ごされますよう。