金・土で琵琶湖一周サイクリングに行ってきた。

木曜の悲惨なゴルフから帰って4時間ほど寝て深夜2時に車で出発。滋賀県の安曇川というところに車を停め、自転車を降ろして半時計周りに琵琶湖を一周するのである。今回は彦根にホテルをとった。彦根は車を停めた安曇川から琵琶湖を挟んで真反対の場所だ。気候も一番良く、行程に余裕もあるからのんびり周れて、気持ちいいサイクリングになるはずだった。

昼過ぎに彦根に到着。気温は高く半袖でもいいくらいだ。彦根城に登ってみたら“ひこにゃん”がいた。



「中、暑いやろなぁー!」

ファンタジーとは程遠いオッサンが感嘆の声をあげていた。

さて、問題はそれからである。ホテルに着いて仮眠して、夕飯に出ようとするとLINEが。昨日のゴルフに体調を崩してる中やってきてフラフラになって午後からリタイヤした人である。

「コロナでした。」

えー!! これはやばい。一緒の車で行き、一緒に食事をし、一緒の車で帰ってきた。無理してゴルフなんか来なけりゃよかったのに。僕は風邪でもうつされたくなかったので、実はゴルフ場で結構マメにうがいをしていた。しかしそれがどこまで功を奏しているのか。

夕飯を食べてから彦根の薬局を探し回って検査キットを買った。一晩待って朝ホテルでやってみると陰性。しかしこの検査キット鼻の奥に棒を突っ込むタイプで、どこまで奥なのかよくわからなかった。あんまり突っ込みすぎて脳みそを刺したり、目から棒が出てきたりしても怖い。恐る恐るやっていたのでちゃんと検査できたかわからない。それに潜伏期間というのもあるし、ウィルスがまだ増殖してなければ検査にもかからないだろう。

翌日、喉が痛い。やっぱり感染しているのか。不安で一気にサイクリングが楽しくなくなった。今から電車で帰ろうにも自転車がある。車は琵琶湖を挟んで真反対側だ。船なら対岸まで渡れるか。探してみると長浜港から今津行きの船はあったが、自転車を積むことができなかった(輪行なら可)。しかたなく予定通り琵琶湖北側の山越えを敢行。残り半周を周ることに。

検査キットでは陰性でも喉は痛いし疲れも普段より疲れやすい気もする。琵琶湖北側の湖岸は桜が満開だった。観光客もいっぱいで、一年で一番美しい時期だった。なんにもなければ楽しめたのに。




昼2時なんとか安曇川に帰ってきた。いつもならツレの車に自転車を積んでもらい地元まで送ってもらうのだが、今回は僕が万が一コロナだった場合、彼に感染したら大変なので、自転車だけ積んでもらって僕は電車で帰ることにした。


家に着いて昨日と今日、簡易検査をしたけど結果はやっぱり陰性。じゃこの喉の痛みはただの風邪なんだろうか。ホテルで冷房をつけて寝ていて、夜中に気が変わって暖房にしたのがいけなかったのだろうか。

みなさんもゴルフ当日に体調が悪いときは迷わず休んでいただきたい。