おはようございます、negishioです
昨日朝一に無事手術を終えました
手術前はあまりに暇で、珍しく歌詞を見ながら音楽を聴きました
↑いつもは完全にBGMだったけど、自分の好きな曲を聴けて随分リラックスできました
時間になり、看護師さんに連れられ手術室へ
病室を出ると夫がいて、「いってらっしゃい」と声をかけられました
自分の足で歩いて手術室に向かうのはなんだか変な感じがしました
↑テレビだとストレッチャーやベッドで運び込まれてる
扉が開くたび、名前を確認され、いよいよなんだなーと緊張よりワクワクしました
手術室手前の空間には、朝から沢山の医者や看護師がいて、病棟の雰囲気とは全く違って、なんだかこっちもせかせかします。
手術室を見るのが初めてだったので、好奇心を抑えられなくてキョロキョロ
銀色の仰々しいドアが8つも並んでいて、いくつかの部屋には手術中のランプがついていました。
たぶん目をキラキラ輝かせて好奇心むき出しにして立ち尽くしていた私。
「negishioさん、こっち、こっち!」と手術室の前から手招きされました
中に入ると、いろんな器具があってますます興味が湧きます。
「このベッドに寝てください」と言われ、横になってみると温かくてふかふかしてて、これだけで寝れそうな感じ
↑病室のベッドより良かった
横になってからは、あちこちに心電図をペタペタ貼られ、点滴の針も腕に刺され、いよいよ硬膜外麻酔の準備です。
↑人生2度目ですが、8年も前のことなので忘れてしまっています
横向きで海老のように背中を丸め、麻酔科医が背骨の骨を一つ一つ触って確認しながら、チューブを入れる位置を決めています。
「negishioさん、ここに打つことにしますねー!」とグリグリ押され、消毒をしてチューブを入れるための痛み止めを注射されます。
これが一番痛かった…
打たれてる間中、体の中に何かが広がっていく感じがしてそれが痛い
「痛いよ〜」と思わず声が漏れました。
そうは言っても麻酔科医はどんどん進めていきます(笑)
背中の痛み止めが効いてきたので、いよいよチューブを入れていきます。
グッグッと体の中に入ってくる感じがして、内臓が押されて不快な感じ。
チューブが入ると、今度は仰向けになり、酸素マスクをします。
麻酔科医:「ゆっくり大きな深呼吸をしてくださいね。麻酔が効いてきますよ。」
negishio:「はーい」
こんな会話をしたのが最後で、目を覚ました時にはすでに手術が終わっていました。
何度も耳元で大きな声で名前を呼ばれるけど、眠さには敵わなくて「眠たい〜」と言って目を開けることを抵抗していましたが(笑)
気づくと病棟に戻っていて、夫の姿もチラっと見えました。
「良かった良かった」
と聞こえたけど、この時私は手術がどうだったのか一切わかりません。
“たぶん予定通りだったんだな”
そう思ってまた眠りにつきました。
しばらく眠って起きた時には39度近くの熱や頭痛があり、何よりも痛み止めの点滴の副作用で全身が痒くて痒くて…
病院の掛け布団がタオルケットなのですが、あのゴワゴワした繊維が肌に擦れるだけで痒くて、まるで自分の肌じゃないみたい。
体の表面に感覚が鈍くなった薄皮がくっついているようで、掻きむしっても血が出てることに気づきませんでした。
そんな感じで、夜は全然寝れなかった
ましてや術後なので、最初は30分に1回くらいのペースで検温や血圧測定をしました。
もう、されるがままです(笑)
今日は朝の回診の後、医師の許可が出たら少しずつ起き上がって、看護師さんと歩く練習をするそうです。
今は弾性ストッキングをはいて、昨日からフットポンプを両脚に巻いて、血栓予防をしているのですが、結構強めな圧迫が心地よくて、これはずっとつけててもイイくらい(笑)
さてさて、今回の私の手術ですが、今朝ようやく説明用紙をみることができました。
予定通り腹腔鏡手術で済んだのですが、開けてみたところ右の卵巣だけではなく、左にも小さな嚢腫が出来始めていたそうで、そちらも取っていただきました。
右が6cm、左側は1cmくらいだそうです。
嚢腫部分だけの切除で、良い部分は温存してあるそうです。
また、最初に右脇腹の突っ張る感じが心配で婦人科を受診しましたが、どうやら虫垂が炎症を起こし、周りの臓器とかなり癒着していたようです。
できる範囲で癒着部分を剥がしたということでした。
手術を終えて、とりあえず嚢腫の部分は切除しましたが、今後は子宮頚がんや乳がんなどの定期的な検診も必要だなと改めて感じました。
早めの受診や手術で、体の負担も随分違う気がします。少しでも違和感があったら受診を
入院中持ってきて良かった
動画も漫画もサクサク動く
いろんな音をシャットアウトしてくれて、しっかり音楽が聴けました
寝ながらつけても外れない
入院中は長いコードが安心
寝返りしても大丈夫