こんにちは、negishioですにっこり

 

 

 

夫から堂々と離婚の正当性を主張された義母と私。

 

 


 

 

夫として、子供達の親として、跡取りとしての機能が果たせないのは、すべてアルコール依存症によって招いたもので、自分は運悪くお酒が飲める体質だったからこうなっただけ。

 

 

そもそも、アルコール依存症になりやすい人間は結婚に向いていない。

 

 

だから、俺が結婚すること自体が向いてなかった。

そもそも、結婚も子供も俺が主体で決めたわけではない。

 

 

 

 

 

 

そこまで言うんだ…

 

 

 

 

 

 

カウンセリングによって、自分が丸裸にされ、これまで自分では説明がつかなかったことを言い当てていったという医師。

 

 

「自分をよく理解してくれる人がいたんだよ」と医師から説明してもらったことを生き生きしながら話す夫。

 

 

一方で、義母と私は怒りと悲しみで言葉すら出なかった。

 

 

 

 

 

 

夫は、義母と私が話を聞かされて、どう思うかなんて思い至ってないだろう。

 

 

「衝撃は受けると思うけど聞いてね」と最初に前置きされたけど、自分の報告によって二人が傷つくとも思わなかったのだろうか。

 

 

いや、相手を傷つけるかどうかを思い測るよりも、”自分が何なのかを理解してもらえた喜びをただ共有したい”という感覚で話したんだと思う。

 

 

だとすれば、夫は無意識のうちに私と義母を殺したも同然だ。

 

 

 

 

 

 

正直、義母と私は夫から話があると言われたとき、夫の声色から、”きっと自分の病名が判明してスッキリしたのと、これからどうしたらいいかみえてきたんだろうね”なんて前向きにとらえていた。

 

 

 

 

 

それなのに…

義母と私には違和感でしかなかった。

 

 

アルコール依存症という病気についてはよくわかったけど、「今後新しい人生を歩み出したいから離婚してくれ!」という自らの意思ではなく、

 

「この状況だと離婚を選ぶのが合理的だし、医師もそう言ってた」だなんて、”こうならざるを得ない運命だ”とでもいうかのように、自分としての意思が感じられなかった。

 

 

こういうところが夫のズルいところである。

いつも決定的なことは自分の口から言わない。

 

 

 

 

 

どっちにしても、今の夫がアルコール依存症から抜け出すためには、自分を取り巻くすべての縁をリセットする方法として離婚という選択が最善の策だと勧められてきたんだから、夫にとっては前向きな離婚なのか。

 

 

 

 

なんて自分勝手なんだろう…

 

 

 

 

 

 

昔からそうだったけどいつも夫の主語は「俺は…」だった。

 

 

「俺たちは…」って言ったことなかった。

 

 

わかってはいたけど、最後まで夫の人生に私や子供達は含まれていなかったということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しいけれど、義父も夫のような人間である。

 

 

バイタリティがあって稼ぐ力は誰にも負けないが、基本的に自分の稼いだお金で生きる家族に対し奴隷のように扱う人間である。

 

 

義母は息子達(夫)が小さい頃は無給で会社の手伝いをしていたそうだが、自身の病気がわかり、以降専業主婦となった。

 

 

夏でも冬でも冷暖房などは義父の使用許可必要。

 

何を買うにも義父がお金を管理しているので好きなものが買えない。

 

基本子供達に興味が無く、学校行事も行ったことがない。

 

自分自身は多趣味で、お金時間も趣味のためにほとんどを費やしている。

 

 

 

 

義母は昔から言っていた。

”自分達夫婦は全く対等ではなくて、いつも自分はお父さんの言いなりだ”と。

 

 

家族が言うことをきかなければ嫌がらせをしたり、足を引っ張たり。

 

時には家族だろうと貶めることもある。

 

自分に従わせるために平気で嘘もつくし、裏切るのは朝飯前。

 

 

 

でも、”あなた達は学生時代からの付き合いで、なんでも話せる友達から始まっているからお互いの立場が対等で言いたいことが言い合える夫婦で羨ましい”

 

 

確かに昔はそうだった。

 

お互いの役割分担をしっかりと決めていて、基本は出来る方がやればいい。

 

出来ないところは2人で補って、2人で1になればいい。

 


 

 

でも、いつから変わっちゃったんだろう…

 

 

 

俺は俺。

 

お前たちはお前たち。

 

すでに仕事を辞めてからの生活費についても夫から一切もらえていない。

 

負担する気が全くない。

 

 

きっと私がお金が足りないと言ったら、「お前何やってたんだよ。俺もないから出せない。お前たちの分はお前が働いて稼いで来いよ。」こんな感じだろう。

 

 

 

 

 

義母とは何でも話せる関係なのだが、これまで夫婦間のお金の事は義母にはずっと言っていなかった。絶対に心配すると思ったから。

 

 

でも、現実問題、自分自身も入院手術を控えていたり、仕事を辞めてから貯金を削って自分と子供達の生活費や税金等を払って生活してきたことなんかを義母に打ち明けて、私は少しだけ、スッキリした。

 

 

もちろん義母は自分の息子(夫)に怒り狂っていたけど。

 

 

私が初めて打ち明けることすべてに真剣に耳を傾けてくれて、丁寧に言葉を選びながらも声を掛けてくれた義母。

 

「大変だったね」、「気づいてあげられなくてごめんね」と終始労いの言葉を掛けてくれた。

 

 

義母も同じような境遇で40年夫婦生活を続けてきた大先輩であり、彼女の言葉は温かかった。

 

 

 

 

家にいない夫に代わって、義母には一緒に子供達を育ててもらった。

 

子供達にも沢山の愛情を注いでくれて、私に対しても自分の娘のように接してくれた義母は、私のお母さんでもある。

 

 

 

もちろん義母が離婚を望んでいないことは知っている。

 

 

「自分が息子を更生させてでも」と言っているけど、当の息子がそれを望んでいないし、私も心の繋がりが無くなった夫と一緒に過ごすのは時間の無駄である。

 

 

残りの人生をやり直し、もっともっと楽しみたい。

 

 

そういう意味では、夫のお願いは聞き入れてあげられそう。

 

 

だけど、現実問題、離婚したら私が実家に引っ越せば子供達は県外に転校することになってしまうし、財産分与や、そもそも「私達夫婦を今の家の跡取りに」とゴリ押しした義祖母に離婚の説明をするのが一番心が痛い。

 

 

 

まだ決まったわけではないが、日を追うごとに離婚することがリアルに想像できてしまう自分…

 

 

「いくらあったら母子3人で再出発できるだろうか。」だなんて電卓と睨めっこしている。

 

 

 

いきなり涙が出てきて悲しさと悔しさの波におぼれそうになったり、かと思ったら、いきなり笑いだして前向きに生きようとする活力が体中にみなぎってきて…

とにかく感情がジェットコースターのように乱高下して忙しい。

 

 

 

そして今夜も、義母と子供達と慰め会と称した被害者の会で傷を舐め合う予定だ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

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