前回までのお話はコチラ
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「眼鏡は入り口の近くまではかけていっていいですよ」と言われたので、入り口までかけていき、用意されたカゴに眼鏡を入れた。
ん?足元が見えない…
こんなに目悪かったっけ?
すかさず看護師さんが手を貸してくれて、検査台まで連れて行ってもらいました
検査台に横になり、「もっと上」とか「あと3cm右」とか言われながら体の位置を直され、おもりのついた器具をお腹に乗せられる。
「とてもうるさくなりますが、耳栓を使いますか?」
と聞かれ、不要な旨を伝えた。
そして最後に、「動かないように」と念を押される。
動くなって言われると動きたくなるという心理(笑)
気を紛らわして30分やり過ごそう
いよいよトンネルの中にスライドしていく。
鼻とトンネルの壁まで20cmもあるんだろうかってくらいの圧迫感。
こりゃー閉所恐怖症の人はパニックになるわな
私は狭いところが落ち着くから、むしろ好きなんだけど。
こんな私でも、最近の地震とかを思い出すと、こんな時に地震こないよね?とか妙に不安になった。
産婦人科で赤ちゃんの心音測る時のような音が爆音で聞こえているが、いきなり工事現場のドリルのような音が聞こえてきた。
が、negishioにはなんだか心地良さすら感じた。
というのも、4ヶ月ほど前まで働いていた義実家の営む工場は常に機械音がうるさくて、大きな音は聞き慣れていたからだ。
一定のリズムで流れるドドドドっと言う音を聞いているうちに、眠気が襲ってきた
不意に眠気に襲われて寝落ちしたときによくある、あの「ビクッ」てなるやつ、あれしたらマズイなと思ってなんとか寝ないように目を見開いていたけど、気づいたら完全に寝てしまっていたようである
途中、寝てる私を起こすかのように台自体がガタガタ揺れて目が覚めた。
20分くらい寝たり起きたりを繰り返していると、一旦トンネルがスライドし始めた。
次は造影剤を使った撮影となるため、右腕に造影剤を打ってもらった。
造影剤って、人によっては副作用があるのね。
発疹、吐き気、息苦しさ、むくみ、頭痛など。
確立としては低い様だけど、事前に詳しい説明もしてもらったり、その説明を受けて同意書も書いたし、一つ一つ丁寧に対応してもらって、安心して打ってもらうことができた。
造影剤を打った後は10分程で終わるらしい。
「また寝ててもいいですからね」
と言われ、寝てたことバレてたんだと気まずくなる
睡魔と戦うことは諦めて、素直に眠りについた。
普段は滅多に昼寝をしないが、心地良い温度と何故か落ち着く爆音の機械音で完全にノックアウトされたnegishioは、MRI検査でしばし仮眠を取り、無事検査を終えたのであった。
→【卵巣嚢腫】MRI検査と結果説明③につづく
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