共依存。 | ねぎらいの書

ねぎらいの書

ねぎらいの言葉を贈ります。
あなたの心の折りたたみの傘に。なりたいのです。


ひょっとしたらあなたも。

知らず知らずのうちに。

もしくは甘んじて。

「教育」や「子育て」「しつけ」という名の。

コントロールを受け入れてきたとして。


もしかして。

大人になったあなたが今度は。

自分の子供や周囲の人たちを。

さりげなくコントロールしようとしているとしたら。


その連鎖を。あなたは。

いつまでどこまで続けるのでしょう。


コントロールされ。

そして今度はコントロールしようとする。

そんな連鎖に気付いたならば。

あなたから。あなただけは。

その連鎖のレールに乗らないと。

そこから降りると。

決めて欲しいのです。


相手を笑顔にしたい、喜んで欲しい、と思うのは素敵なことです。

同じ思いに共感できる仲間とつながりたいと思うのも当然です。

でもその思いの先に。

認めて欲しい、振り向いて欲しい、褒めて欲しい、特別視して欲しい、独占したい、頼って欲しい、などと思ってしまうのは。

相手をコントロールしようとしている心の現れかも知れないことに。

そろそろ気付いて欲しいのです。


相手に喜ばれることでしか。

自分の存在価値を見出せないのは。

喜びの半分以上を。

放棄しているのと同じです。

自分の喜びを。他者の感謝や評価に委ねているのと変わらないのです。


他人に評価を委ねる前に。

まずは自分で自分を。

認めてねぎらってあげてくださいな。


最初は難しいかも知れない。

何度もくじけそうになって。

誰かを褒めて、褒め返してもらって。そこで謙遜している方が。

手っ取り早くて楽な感じがするかも知れない。


でも。

自分でねぎらえるようになれば。

喜びの量は倍になるから。

倍になった喜びを。

改めてどんどん振りまけるようになれば。

見返りを期待しなくても。

評価されることに意識を向けなくても。

放っておいても評価や感謝が集まってくるから。


だから。

まずはコントロールのレールから。

外れてくださいな。

自分で自分を。ゆっくりじっくり。

ねぎらってあげてくださいな。


自由と心の解放を。

次世代に連鎖させるために。

共依存を断ち切るのです。


あなた自身がねぎらわれるまで。









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