コロナ禍まっただ中の今年4月、鶯谷にオープンした「キャノンボールダイナー(CANNONBALL DINER)」。駅を出てすぐ東側に延びる言問通り沿いにあるので、道に迷うことはないでしょう。

 

 

間口は少し狭く奥に長い店内。カウンター席に座って「炭酸水 ¥350」をいただきます。カウンターの前には厨房があり、自分のオーダーしたハンバーガーが焼かれている音や匂いだけで酒が止まらない・・・と言いたいところですけどね。ここは炭酸水でぐっと喉を潤します。

 

 

こちらが「チーズバーガー ¥1,320」です。いつもなら初めての店ではだいたいベーコンチーズバーガーをオーダーするんですが、この日はなんとベーコンが売切れ。自家製ベーコンだっただけに楽しみにしてたんですけどねぇ。

 

 

ヒールバンズ(下バンズ)から上にマスタードソース、ビーフパティ、トマト、レタス、タルタルソース、クラウンバンズ(上バンズ)の組合せ。それにしても美しい積み方です。ウリは何と言ってもビーフパティでしょう。赤身肉を店内でハンドチョップして仕上げるパティは、噛むとほろほろと崩れるような肉感がたまりません。ヒールバンズのすぐ上に載るので舌にダイレクトに伝わってきます。粒マスタードもいいアクセントになっています。

 

 

一方で瑞々しい野菜もしっかりと旨いんです。ほのかに酸味を感じるタルタルソースとレタスやトマトが相まって何とも爽やか。下から肉、上から野菜、この対比を峰屋バンズが見事にまとめ上げてくれています。シンプルだからこそ隠しようのない味わい。まさに弾丸で撃ち抜かれたような旨さ。小手先ではない王道のスタイルがここにあります。

 

 

店主は本郷の名店FIRE HOUSE出身なのだそう。鶯谷ってなかなか立ち寄ることのない駅ですが、この店に行くためだけに降りる価値がありますよ。今回食べられなかった自家製ベーコンを今度は食べなくっちゃ。

 

 

---- CANNONBALL DINER ----

 

■住所:東京都台東区根岸3-6-1 根岸拾番館1F

■TEL:03-5849-4556

■HP:-

■食事日:21.7.10

CANNONBALL DINERハンバーガー / 鶯谷駅入谷駅上野駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8