尼崎市の市民データ紛失騒動に驚くやら呆れるやらの今日この頃.......。
そもそもデータが役所から外部に出たことが一番の問題。騒動を起こした社員やその会社の責任の前に、役所のデータ管理に重大な過失がある。まぁメモリ持ったまま飲み歩いたり、パスワード桁数を発表したりと、委託会社の低脳さも大概だ。
ニュース番組の街頭インタビューで「個人情報が洩れて、デリバリーがめっちゃ届いたらどうしよう」と不祥事さえ笑いに変える関西人、好きぃ~~♪
さて絶望のヤクルト戦から心機一転、今季抜群に相性の良い阪神戦を振り返る。
5連敗中だったカープが連敗ストップできるかに注目していたホームでの3連戦。
今回も阪神の鯉アレルギーっぷりは、もはや笑えないレベル。カープの燕アレルギーとどっちが先にアレルギーを克服するのやら.......。アレグラは効かないが、ヤクルト1000は効くかも知れない......???
タイガース vs カープ ズムスタ
21日 T 4-5x C 勝 床田 7勝3敗 S 栗林 14S1敗
22日 T 4-5x C 勝 松本 1勝1敗 ← プロ初勝利!
23日 T 3-3 C 連夜の延長戦は痛み分け......
21日 床田投手7回2失点で7勝目 カープ連敗ストップ!
好調の床田寛樹の快投で久々に快勝した。今や頼れる8回の男・森浦が完璧に抑えて守護神へ繋ぐ盤石の展開になった。もっとも、栗林はほとんどの球が高く浮いて痛打されて危なかったが、なんとか1失点で凌ぎきった。この3人しか勝ち目が無いのが問題だが......。
7勝目を挙げた床田寛樹投手
ありがたい事に、この日はサンテレビ(知る人ぞ知る神戸のTV局)の「ゆるゆるナイター中継」(そんな名前では無い!)があって、試合開始から終了までリアルタイムで観戦した。ゲストの緒方孝市氏だけの解説というレアな中継で、緒方氏の遠慮がちな阪神寄り解説が面白かった。
22日 延長11回の死闘(!?)は宇草のサヨナラ弾で決着! まさかやぁー
粘り勝ちというべきか、拙攻合戦というべきか、もどかしい展開だった。阪神の鯉アレルギーはかなり極まっている。交流戦前後から明らかにギアが上がっていた阪神が、カープの前では急ブレーキをかけてくれる。
まさに「鯉に睨まれた虎」だ。そりゃ鯉が喰われて終わりなんだが.....(震)
阪神が譲ってくれてるのに、カープ打線の拙攻ぶりは目に余るなんてもんじゃない。
2回、3回、5回と立て続けに3連打でガンケル投手を攻め立てながら、1点ずつしか得点できない!?何やってんの!(怒) 7回にケムナで失点後に森浦、栗林を投入して、延長になって松本の回跨ぎとかは手詰まり感満載だった。
結果的には坂倉の同点弾、宇草のサヨナラ弾でみんなが救われたけど。
宇草孔基選手 今季1号は劇的なサヨナラ弾
松竜が10回に失点して万事休したかに思えたが、やっぱりホームランは正義だ!
勝ちパか負けパか判らん使い方されて、回跨ぎもやらされている松竜にプロ初勝利のご褒美があって良かった良かった(歓)
プロ初勝利の松本竜也投手
23日 2戦連続の総力戦は痛み分け......。
またまたサンテレビの「ほのぼのナイター中継」(そんな名前では無い!)をテレビ観戦した。
解説者は真弓明信氏と岡義朗氏。ネギちゃん憧れの選手だった岡さんは、岡山東商業出身で昭和50年代のカープ戦士だが、選手のピークは移籍した南海時代。カープでコーチや寮長を務め、真弓監督の阪神でチーフコーチを務めた事もある。サンテレビで時々、懐かしい姿が拝見できるのが嬉しい。
お二人の雑談(解説?)は楽しめたが、カープベンチの勝負勘の悪さ、運の無さを見せつけられた。
あの展開で8回にケムナを使う勇気があるのなら、9回はキレが無くなっている栗林を連投させるより、今一番頼りになる森浦の連投でもいいし、思い切ってヤサタクでもよかった。
上本の盗塁失敗と奨成の転倒は選手の技術の問題ではあるが、盗塁失敗の後にチャンスが訪れたり、スペシャリストの曽根では無くて奨成が代走だったりに勘も運も悪いのがよく判る。
ベンチのお粗末はもう慣れたから諦めるとして、生中継ならではで、随所に好プレーも見られたことを素直に喜ぶとしよう。
阪神戦の振り返りが遅くなって、すでにDeNA3連戦が始まっている。
相性の良い2球団との6連戦で、先の悪夢を吹き飛ばしたいもんだ。
「明日への賛歌」 希望は決して捨てはいけない。