カープの交流戦の黒歴史にまた新たな伝説を作って、交流戦が終了した。
3季連続の最下位になったが、パの球団に対してほぼ無対策と思われるし、データがあったところで行き当たりばったりしか出来ないベンチなので当然の結果ではある。
それにしても予想以上の負けっぷりでダントツの最下位はなんだかなぁ(涙)
総得点33点、本塁打2本で交流戦の最少記録を大きく更新した。
交流戦に入る前のリーグ戦ではチーム打率と総得点で無双状態だったのが、パのチーム相手には全く通用しなかった。毎年のことなので慣れてしまっているが、セの他の球団は対パ戦績が改善されているので、取り残されつつあるのは否めない。
交流戦 最終順位 (日刊スポーツより)
結局すべてワースト1位の完全最下位!? 得失点差が酷すぎぃ
交流戦完全優勝のヤクルトは強かった。おめでとう!(小声&震)
貯金を10個増やして、借金8個のカープと9ゲーム差をつけた。つい先日まで “首位争い” という言葉の響きに酔いしれていたのに......。
村上選手のように、2打席連続2発で6打点なんて芸当が出来ればそりゃぁ強いさ。(脱帽)
これだけ負けても、カープはセ・リーグではまだ3位にとどまっている。交流戦前のような調子に戻ればAクラスの望みはわずかに残されている。もうわずかしかないんかぁ~い!
大瀬良が抜けて野村が復活したように、アンダーソンがこけたらジョンソンが帰って来るとかにならんかな(笑) 下の事情は知らないが、玉ちゃんや小林くんの先発も見たい。
セパ交流戦 最終カード
カープ vs ライオンズ ベルーナドーム
10日 C 6-3 L 勝 野村 1勝 S 栗林 13S1敗
11日 C 1-2x L 負 森下 4勝4敗
12日 C 0-11x L 負 アンダーソン 2勝2敗
10日 野村祐輔投手2年ぶり勝利! 本塁打2発で逆転勝ち
楽天戦でこき下ろしたら、いろいろと実り多き初戦勝利となった。
大瀬良が離脱したら、野村が復帰して勝ち投手。救援陣は6回途中から無安打無失点リレー。
2年ぶりに勝利した野村祐輔投手
懸案の本塁打も一気に2本出て、本塁打無しの連続試合の球団記録更新は免れた。2回からずっと攻め立てていながら6イニング連続1点ずつしか取れないところがさすがと言うか、やっぱりな所ではある。勝っても全く喜んでいられない貧弱な試合だ。
やっと出た交流戦の初本塁打は菊池涼介選手
坂倉将吾選手も続いたが、交流戦での本塁打はこの日のソロ2発だけ。
11日 2度の満塁機を逃して競り負け
このところの森下くんは立ち上がりが不安定になってきた。疲れもあるだろうし、対策も練られているだろう。それでも粘りに粘って試合を作れるのは凄い。
毎回安打を浴びながらも良く粘ったが....
投手が粘っているというのに、打線のもたつきぶりは相変わらずだ。2回から5イニング連続で先頭打者が出塁しても、サッパリ繋がらない。4回、5回は一死満塁になりながら無得点。
森下くんに打たせて石原に指名打者使うとか、走れない松山が3番は邪魔になる事とか、ダメ元でスクイズやってみるとか、何も考えていない。策も無ければオーダーの工夫も無い。
ただし、この試合は西武打線の空回りっぷりが半端ない。12安打9残塁2得点では、ファンのストレスも相当なものだろう。(それが手に取るように判るところが悲しい....)
この試合に限っては、西武打線が当たり前に点を取っていたら諦めがついたかも。
安打数からして、8対7のルーズベルトゲームとかなら、どっちが勝っても納得できたのに。
12日 4発含む12安打を浴びて11失点の惨敗
負の連鎖なのか、アンダーソンがパリーグには通用しないのか? 前日のフラストレーションを
晴らすかのように、前日と同じ12安打で11得点した西武打線。対してカープ打線はどうせ打っても点にならないとばかり、安打を打つのを諦めたかのようにわずか3安打だけ。
黒歴史しか無い交流戦の最終戦に相応しい負けっぷりと言える。
タラレバは意味が無いが、タラレバさえ思いつかない完敗は却って清々しくもある(苦笑)
この交流戦で、リーグ戦では一度も無かった2桁失点が2試合、同じくセ・リーグでは2回だけだった完封負けを5度も喫した。
あきらかに采配で負けている試合でも、敗戦の弁は「あと1本が出なかった」「踏ん張って欲しかった」「気持ちを切り替えてやる」「また明日がんばる」こんなんばっかり。
具体的な敗因は判っていない(分析すらしない)だろうから、反省の言葉なんて出てこない。
これでも休養とかにならないのがカープの不思議なところ。
ファンとしては、それこそ「切り替えて応援を頑張る」しかない。