本題の前にちょっと宣伝
BSフジの「わがまま!気まま!旅気分!」の明日10日6時00~6時55分の放送は『日本初を探せ!岡山スゴイまち 発見ツアー』と銘打って、我が井原市とお隣の矢掛町が登場する。
フジの系列局の地上波も放送があるので、お暇な方は是非どうぞ。
岡山放送 10日13:00~ テレビ新広島 10日12:00~ 山陰中央テレビ 10日14:00~
高知さんさんテレビ 11日13:50~ テレビ愛媛 18日16:00~ 関西テレビ 26日4:29~
※系列局の放送時間は井原市の広報メールで発表された時間
さて、ここから本題
平成の怪物・松坂大輔投手が、今季限りの引退を表明した。
横浜高校時代には甲子園で大活躍し、衝撃的なプロデビューから、メジャーやWBCでの活躍など、松坂世代のトップランナーとして走り続けて来たが、もう長らく思うような成績が残せていない。
プロ野球では高卒1年目から活躍して、メジャー2年目までの10年間で140勝を超えた。200勝は当然達成するだろうと思っていたので、その後の10年間で30勝も出来なかったのは本人も悔しいだろう。
高校時代から怪物と呼ばれた豪腕投手だが、若いときからの投げ過ぎが祟ったのかも知れない。
丁寧(と表現したい)なワインドアップモーションから繰り出す150km台の速球は、高校時代に既に完成していたように思う。高校3年のセンバツ大会制覇から夏の選手権の3回戦までは、他を寄せ付けない圧巻の投球を見せた。
夏の準々決勝は、強敵PL学園相手に延長17回を250球の完投勝利。翌日の準決勝で1イニングだけ投げると、更に翌々日の決勝はノーヒットノーランを記録して春夏連覇を達成した。
怪物を通り越して、化け物か宇宙人じゃないかと思ったほどだ。
ワインドアップに拘ったのは 「格好いいから」 だそうだ
「大きく振りかぶって」 って言う実況が似合う投手だ
プロ1年目の4月から先発ローテ入りして、初登板初勝利。早くも4月に初完封も記録している。この完封は、投げ負けたロッテのエース黒木投手に 「リベンジする」 と誓って1週間後に投げ勝ったもの。「リベンジ」という言葉を広く認知させたとして、この年の新語・流行語大賞の年間大賞を受賞している。
5月にはイチロー選手から3打席連続三振を奪い、オールスターゲームで5奪三振、7月の月間MVP受賞と活躍はとどまるところを知らず。
1年目に最多勝、GG賞、ベストナイン、最優秀新人賞(新人王)を受賞した。
2年目以降も数々の怪物伝説を持つ松坂選手なので、近年の苦しんでいる姿は痛々しくさえ思えた。
ここまでよく頑張ったと思う。本当にお疲れさまでした!
WBCでは2大会連続MVP 記録にも記憶にも残る名投手
ちなみにこの世代のカープ選手では、東出と永川の両コーチと鞘師スカウト、オリックスのコーチになった梵英心が印象に残っている。木村昇悟もこの世代だ。他チームでは、現役の和田毅投手、昨年まで現役だった藤川投手、館山投手や小谷野選手など数多くの名選手がいるが、意外なことに名球会には誰も到達していない。