10月24日のカープ
広島 2-1 DeNA 勝 森下暢仁 9勝3敗 決勝打と自責点0で完投勝利
森下くんが自ら決勝タイムリーヒット、135球で完投と大車輪の活躍。
黒田投手やマエケン、大瀬良投手のように、全部自分で完結するのがカープの真のエースだ。
ルーキーにして勝ち頭ですでにエースの風格さえ漂う。
投手のタイトルの各部門で、菅野投手、大野投手、西投手と肩を並べている。
よくドラフトで競合せずに獲得できたもんだと、今さらながら感心してしまう。
今日の勝ちでいろいろと森下くんの勲章が増えた。
完投勝利と決勝打を同時達成したのは、球団では2009年のルイス投手以来で、日本人投手に
限れば2006年の黒田投手以来。ドラフト制以降の球団新人では、史上初の快挙だそうだ。
DeNA戦の勝利で、新人でセ・リーグ5球団からの勝利は、カープでは1997年の黒田投手以来。
結局、森下くんが活躍すると、黒田博樹氏の凄さにあらためて気がつく事になる。
もっともDeNA戦は今季初登板だった6月21日に7回無失点の衝撃デビューを飾っている。
もっと衝撃的なスットコスコット投手の一死も取れずに4連打で逆転サヨナラ負けで勝ちが消えた。
以来、DeNA戦は5回2失点と7回4失点で2敗している。
DeNA打線との相性よりも自軍打線が不甲斐ないだけのような気がする.......。
仕事だったので、帰宅後にゆっくりダイジェストとスコアシートをチェックした。
まず3回裏の失点の場面。
梶谷選手の記録は三塁内野安打+失策(暴投)だが、暴投しなければアウトっぽい。
そもそも堂林を一塁で使えば良いだけの話。もう松山はいいって!!
さらにライト前タイムリーも誠也が捕球できていた打球に見える。
どちらかのプレーがまともなら無失点で凌げたし、どっちもまともなら三者凡退のイニングだった。
つまりは2安打完封の試合だったのにもったいない。どのみち自責点はつかなかったけど。
それにしても10安打でたったの2点で14残塁って、前回の森下くんの登板試合と同じく、チームに
何が何でも勝利をもぎ取るという意識が無いように見える。
テンポの良い投球なのに拙守、拙攻で足を引っ張るのは何故なんだ???
試合中に松山に代打を送ったのは進歩だが、松山スタメンの時点でマイナススタート。
いったい何試合やらないと学習できないのか。
1点差では森下くん続投が妥当ではあるが、ルーキーに135球投げさせざるを得ない状況を
野手と中継ぎ陣と首脳陣は猛省しろ!!