数年ぶりに渋谷へ行ってきた。電車に1時間以上乗るのも数年ぶりかもしれない。

不思議な事に電車の車内や渋谷の人込みで恐怖心が沸き起こることがなかった。ただ普通にいられた。

そして目的へ行くのもすんなり行けた。方向感覚といったものがなんだか健常になっていた。

これはだいぶ病気が落ち着いたのだなと自覚できた。きっと1年間バスに乗ってとデイケアへ通ったからだろう。引きこもりから外の世界に慣れることができたのだ。

自分、少しは自信を持っていいのだろうか。自信を持って少し自分に誇りを持ちたい。あのひどい状態から必死にリハビリしてここまでこれたのだと。

 

会社に勤務したりアルバイトへ行ったりなどはとてもでないけどできない。それでも閉鎖病棟時代や退院してからの数年間の自分を思うと今はとても幸せだ。

趣味にお店へ電車に乗ってウィンドショッピングへ行くこともできる。ドトールコーヒーくらいなら一人で入店してアイスコーヒーを飲んでくることもできる。

ずっともう終わってしまって何もない残りの人生と考えてきたが、外に出かけてほんの少し楽しさという感覚や感情を取り戻した。