本日は、東京都知事選挙の告示日。

各媒体で報道されている通り、
昨日までに50人超えの出馬の動きがあるという。

都知事選は、有権者一千万人を超える首都・東京のトップを決める選挙として、

都全体が区域である参議院東京選挙区と並び、エントリー数が多い傾向がある。


昭和時代は、保守(与党)と革新(野党)が激突し、野党を勝たせてはならないと、いわゆる諸派候補が大量に出馬し、革新陣営に対し投石事件を起こした事も。


革新候補を揶揄する主張を終始連呼し、野党候補によく似た名前の死亡者の戸籍を不正に入手し、立候補させるなど妨害工作をはたらいた諸派候補に、

自民党議員が資金を流していた。という事も。。(この諸派候補は、のちに獄中死)


平成に入りバブル崩壊後は、総会屋を規制する法律の制定の効果か?諸派候補はナリを潜める一方、

年々進化するインターネットを駆使した

パフォーマンス系の候補が増加。

ネット選挙運動が解禁されてから、その動きは更に激しくなった。

YouTubeに動画を上げられる事を意識し、

コスプレ姿で踊ったり隠語を連呼したりする、なりふり構わぬパフォーマンスをする候補も。


供託金は300万と高いが、普通に広告を打つより費用的には格段に安いとされる。

春に行われた東京15区(江東区)での選挙妨害も、ネット中継を介し敢行された事に照らせば、

ネット選挙の弊害はそれなりにある。と言える。


都民にとって実に悩ましい17日間になりそう^^;




最大48人分が貼れるよう準備された
ポスター掲示板。足りなくなる事は確定的。
しかし、50人全員が貼るか?極めて怪しい


最高裁判所向かいの三宅坂の空き地にて。

都知事選挙用の選挙カーの隣には、

15区補選で選挙妨害の受難にあった陣営の

選挙カーが。。