先日Facebookで見た、フィンランドの先進的なメンタルヘルスシステム。

私は心を大きく揺さぶられました。
彼らのように仕事が出来たら!
心からそう思いました。
(これを支えるフィンランドの社会保障は凄い)

どりぃむスイッチには医者はいません。
看護師もいません。
けれど、ピアサポートの場としては最高だと思っています。
彼らのように・・・とまではいかなくても、
それに近いことがなされています。
毎日が、オープン・ダイアログ。

人が人を心配し、癒やし合い、支え合う。
話をし、解釈し、理解し合う。
人は自己理解を深め、何をなすべきかを徐々に見つける。

早急に答えを出すことが全てではない。
自分らしい人生をじっくり見つけていく・・・
これは遠回りなようで、
急がば回れだと思います。

急いで就職し、再びつまづいて自己否定感を強めるより、
自分の大切に思っていることや、
自分という人を見つめることで本当の生き方を見つける。

走りながら考える人もいる。
それもまたヨシです。

どりぃむスイッチの
オープン・ダイアログの中で何が起きるかというと、
一言で言うと気づきです。

自分で感じること、気付くこと。
それが人生を変えていくのです。

ピアサポートの場で、
オープン・ダイアログを通して感じること。
それが次のステップへと繋がっていく。

誰からも強制されるものではない。
自己理解・自己決定。
そこから始まるトライ&エラー・・・

どりぃむスイッチは失敗しても大丈夫な場所だから、
安心して練習してほしいと思っています。

そしてこの大切な場所を守っていかなければ!
その思いを強くしています。
強い決意と覚悟が必要ですが、仲間がいるから頑張れます。
私は、基本的に24時間電話やメールを受け付けています。
なるべくすぐに対応します。
人が人を助けるのは当たり前だと私も思うから。
助けを必要としている人は、その時助けが必要だから。