ロンボク3日目は下の地図のクタ周辺から、観光スタートしました。

原住民の村ツアー(ササック人と機織り村)は南部のクタに近い

エリアにあります。そこからマタラムへ移動です。マタラムはロンボクの

政治経済の中心地で、一番人口の多いエリアになります。

 

ロンボクのド田舎ぶりに少々ドン引きしてましたが、クタから1時間半くらい、

マタラムのモニュメントをくぐると、途端に大都会になりました。

 

ここでの観光のメインは『イスラミックセンター』

ロンボク島最大のモスクになります。

 

 

 

 

 

おお~!すごいすごい!エルガー作曲「威風堂々」が

頭の中で鳴り響くイメージ(謎)。

 

バリにもモスク、あるにはありますが、こんな大規模なモスクは、

ねえねが知る限りありません。礼拝する大広間までは

エレベーター。何千人も収容できるキャパがあります。

 

 

広~~い。

 

 

 

 

階段あって、赤絨毯敷いてあって、加えてこの天井のドーム!

宝塚大劇場を彷彿とさせます。

ねえね宝塚とか劇団四季とか、そういうショービジネス系が大好きで、

日本では四季の会員に入ってました。子供の頃初めて親に宝塚に連れて

行ってもらってから、宝塚も何度となく足を運びました。

ミュージカル行きたいなぁ。バリにはそういう楽しみはないです。

 

ここで耳より情報お教えします。

ほぼタダでインドネシア一周旅行する方法です。

旅費の多くをホテル代が占めるでしょ。

ホテル代をタダでインドネシア旅行をするには!

ずばり!モスクで寝泊まりする!←これです。

断食明けの帰郷時、バリからジャワ、はたまたスマトラやもっと遠いところ、

どこまでもバイクで移動する人いるじゃん。当然1日で田舎まで帰れないけど、

ああいう人達はホテルに泊まってるのか?あるいは野宿か?って疑問でしょ?

実はインドネシア中にあるモスクを転々と寝泊まりしながら、

帰省してるんですよ。イスラム教徒なら(多分イスラム教徒じゃなくても)、

モスクは無料で宿泊させてくれます。証拠写真↓。爆睡するオヤジ。

 

なんかの旅系ユーチューブで見たことあるけど、日本人でも

モスクで泊まってましたよ。日本人でも拒否されてませんでした。

今回ねえねはクタで自然派コテージ、スンギギでは5ッ星のリゾートホテルに

泊ったんだけど、次回節約旅行の際にはモスクに「泊めてください~」って

言ってみようかな。涙目で「インシャーアッラーإِنْ شَاءَ ٱللَّٰهُ‎」とブツブツ言いながら

モスクに入ったら、イスラム教徒だと勘違いされて、きっとタダで

泊めてくれるはず(冗談です、ムスリムって冗談が通じないよね)

 

とにかく広い広い。

 

廊下もピカピカに磨かれていて気持ちいい。

 

 

アルクルアン(コーラン)かな。

 

礼拝の前にお清めする水場。

 

苔生えとる~~💦。

 

ヴィレッジツアーが貧しいモードだったのと、

観光客=金(土産物屋の人の目が、パチンコ屋にいる人の目と同じだった)と

見てる印象で、観光地として魅力が薄かったのですが、

イスラミックセンターはロンボクの観光スポットの中で、一番見ごたえありました。

 

美しい建造物、モザイクやタイルなど、建物自体が芸術品なんだけど、

そこはインドネシア。遠目では美しいですが、近くで見ると造りが雑でした。

ペンキは剥げてたり、モザイクの柄がいんぐりちんぐりだったり。

(いんぐりちんぐりって方言でしょうか?ガタガタ・揃ってないって意味です)

 

ちょうどお昼時で礼拝の時間。次から次へとイスラム教徒が入ってきます。

 

まだこの写真は人もまばらなんだけど、イスラミックセンターの前が

イスラム大学、他にもこの周辺官庁があり、学生や働いている人がお祈りのために

ぞろぞろと入ってきました。ドライバーさんも、この機会だから礼拝したいと

いうことで、ここで礼拝する間、ねえねは周辺をうろうろ。

 

 

「大きなたいこ、ど~んどん♪、小さなたいこ、トントントン♪

大きなたいこ、小さなたいこ、ど~んどんトントントン♪」←て童謡あったな。

 

 

 

真ん中の茶色い大きい箱、メッカにある箱(巡礼の時にぐるぐる回って、

毎年将棋倒しで何人も死んでるスポット)のミニチュア版かな。

 

 

父が仕事柄いろんな国の人と交流があったのですが、もちろんイスラム圏の

人とも交わりがあって「イスラム教は1日5回もお祈りして、仕事にならんな」と

ぼやいてました。ドライバーさんがお祈りしてるのを待つこと

20分強(このせいで、チャーターの時間が20分オーバーになったのよ)。

 

 

 

もうそろそろ下りてくるはずです。この階段も宝塚劇場のようです。

大地真央さんが大好きでした。大地真央さんが月組トップの頃、

ねえねは将来彼氏もいらないし結婚もしない、だって大地真央さんのような男性は

いないから~と本気で思ってました。アホな子供でしたね(笑)。

 

 

宝塚大劇場のイメージで写真撮ってもらいました。

帰ってからマジマジと写真見ると、ねえね変な服着てるわ。こんなんだから

国人さんに、インドネシアの民族衣装あっぱっぱって言われるんだな。