「泊まる(ホテル)」「食べる(レストラン)」「癒される(スパ)」を

ムルニズグループで体験!というのは出まかせではあるものの、

ムルニズハウシズに泊ったのは、本来はスパに来るのが目的でした。

毎年3回くらいコンスタントに来訪しています。今年は1月に続き2度目。

 

 

「たのも~~」と言ってもここの内部のホテルに泊まってるのだから、

わざわざ外に出てブログ用の写真を撮りました。要するに仕込みです。

 

 

大仏さんが迎えてくれます。

 

 

 

 

 

ロビーが心霊写真のように写ってしまいました。

心霊写真といっても違和感ないくらい、ここ本当に精霊が住んでると思う。

 

 

ね?精霊が住んでそうでしょ?

 

よく行ってるのでスタッフの人もねえねのことを覚えてくれているけど、

バリ人にありがちな国税調査員並みのプライベートな質問をしてこない

礼節があるところも、居心地良いです。街スパのセラピストって

「旦那さんバリ人?」「子供いるの?」「どこに住んでるの?」

ど~でもいい、オマエに関係ないだろ!っていう質問が多くて困ります。

 

 

今回は3時間のパッケージを予約しました。

●フットバス

●アロマテラピーマッサージ60分

●シーソルトスクラブ45分

●フラワーバス15分

●トラディショナルフェイシャル60分

 

3時間のコースはねえねには贅沢かなと思うんだけど、ここに行くなら

マッサージ単品じゃなく、ぜひパッケージを試してほしいです。

その方がタマリンドスパの魅力が分かるからです。

6時間のパッケージもあるんだけど、そちらはマニキュア・ペディキュアが

含まれていて、ねえねマネペディはしないので、チョイスできるパッケージは

自ずと3時間が最長です。ここの不満な点を挙げるとしたら、

クリームバスやシロダーラなどの、ヘッド系メニューがないところ。ホテルの部屋を

改造した造りなので、設備的にヘアメニューはできないってことなのでしょう。

 

 

今回のセラピストさんは、見た感じ若いのか歳とってるのか、

分からない感じの人でした。意図されてないと思うし、

私も指名はしない主義なので、毎回違うセラピストさんです。

 

 

ホテルの部屋だったところを改造した、トリートメントルーム。

 

 

ホテルの記事にもレストランの記事にも書いたけど「ムルニズは

奇をてらわない、オーソドックスなものを長年真面目に続けている」と書きました。

このフラワーバス、普通のフラワーバスです。今はお花でお絵描きしたり、

名前書いてくれたりして思わず「わぉっ!」って声が出ます。

インスタ映えするような美しいフラワーバスが流行り(?)のように

なってるんだけど、ここはそういうのはないです。だけど関心するのは、

今までここのフラワーバス何度も入ってるけど、お花が新鮮。

そしてフラワーバスで使用するブンガパチャってお花は、

花びらがくしゅくしゅってなってるから、取り除いても花びらの裏に

虫が隠れてたりするのは仕方ないんですよね、肉眼で見えないから。

フラワーバスが素敵ということで有名な日本人がよく行くスパに行った時

「取り除いておりますが、虫がいることがあります。苦手な人は事前に

申し出てください、普通のお風呂にいたします」って注意書きがありました。

丁寧にチェックしても、限界があるみたいです。

けどここでは目に見えないほどの小さい虫は1度も発見したことないし、

花が新鮮なので、粉みたいなザラザラしたもの(?)すら、塵ほどもないんです。

 

 

施術後のライムジュースのサービス。

3時間のパッケージを受け、身も心も癒されました。

ありがとうございました。

 

タマリンドスパの施術は、単品よりもパッケージがお勧めと言いました。

ここのセラピストさんのほぼ全員から施術受けてます。総じてレベル高いです。

だけどやはり好みというのはあります。今回のセラピストさんも、

きちんとツボを押さえていて、丁寧な施術でした。だけどマッサージだけで

評価するなら、前回担当してくださった冝保愛子似の人の施術が好みでした。

延べ人数200人以上の施術を受けてる私なので、偉そうなことを

言わせてもらってます。上手い人はいっぱいいるんだけど「感動した」って

レベルは、上手いだけじゃ受け取らないんですよ。冝保愛子似は

セラピストランキングで3位を付けさせていただきました(偉そうでゴメン)。

 

 

マッサージだけ受けたら「次回は冝保愛子を指名します」って言ったかも

しれません。(何度も言うけど今回の人もお上手よ)

けど今回はパッケージだったでしょ。今回のセラピストさんのフェイシャルが

素晴らしかった。マッサージ上手くてもフェイシャルがガサツっていうのは、

バリのスパにありがちなんだけど、今回のセラピストさんは指先の神経まで、

心を込めてました。指先から癒しのビームが出てました。

 

気持ちいいマッサージだけ受けれたらいいかなって思って、

いろんなスパに行く人もけっこういると思うんだけど、交響曲に例えてみて。

第一楽章だけ感動もので、あとは凡庸なんて楽曲として成り立ってないでしょ。

声掛けや気の使い方、人柄、そしてこの人の場合、フェイシャルの

技術込み込みで、3時間を一つのオーケストラのシンフォニーに例えたら、

冝保愛子と同等の、いやそれ以上のハーモニーを奏でていて、

満足度も同等以上に感じたのでした。第一楽章から第三楽章まで、

クライマックスへの持って行き方、奏法の変化、構成力。

ここの3時間パッケージは、聴きごたえのあるシンフォニーのようです。

行く度に新しい発見があります。環境、パッケージの流れ、

お迎えからお見送りまでが、ちゃんと計算されています。

別の仕事だけども、仕事に向かう姿勢、

見習うべきことが多いと、毎回感謝を受け取って帰ります。

今年のスパランキング記事(年末に書くかも?)の1位は、

ロンボクのウマブミスパになると思うんだけど、ウマブミもタマリンドも、

お客さんが来る前から、どういうキャラクターの人が来るのか、

事前に想像して練りに練ってお迎えしてる感があります。