辺鄙な限界集落といっても、グラブがあるからなんの問題もないのだ~と
思ってたんですよ。だけど「このエリア、グラブ(タクシーアプリ)も
ゴジェッ(バイクタクシー)も乗り入れ禁止エリアです」ってスタッフが
言いました。ええっ!どうすればいいの?行きたいヨガスタジオまで
10km近く離れてます。コテージのスタッフと交渉して、
片道5万ルピアで送迎をお願いしました。ここに限らず、ちょっと
出かける度にスタッフがバイクで送ってくれて、本当に助かりました。大自然の
山道をバイクで2人乗り。気持ちのいい風に当たりながら~しばらく走ると。
AshtariYogaに到着。
ちょっと早めに着いて待っていると、次々にヨガの生徒さんがやってきました。
皆さん(欧米人)バイクレンタルしてるのね。よく分からない山道を、
レンタルバイクで走る、自国ではおそらくバイクには乗ってないと思われ。
欧米人てけっこう無謀。
10数人集まった頃、受付が始まってお金を払います。
外国人15万ルピア、インドネシア人とKITSホルダー9万ルピア。
ヨガバレまで歩いていくルートも素敵です。
小径を下って海が見えるガゼボ、そこがスタジオになっています。
ヨガマットから写した景色。素敵でしょう?
ちょっとピンボケ。ごめんなさい。
中央に写ってるのが先生です。この時間はバンブーヨガというクラスでした。
竹の棒が見えるでしょう?これを小道具として使います。
否応なしに背筋も腕も、ピンと伸ばされ、イタ気持ちいい。
長いブロ友さんはご存じと思うけど、ねえね趣味としてずっとヨガ
やってるんですよ。レベルアップしたいとかライセンス取りたいとかいう欲は
一切なく、永遠の初心者という立場で続けています。普段は近所のバリ人の
おばちゃん集団のヨガクラスに通ってるんだけど、たまにウブドの
ヨガスタジオにも行きます。ウブドの有名なヨガスタジオは一通り全部行きました。
だけどここ、今まで行ったどこよりも素晴らしいロケーションでした。
素晴らしいのはロケーションだけではない。先生も素晴らしかったと思います。
こんなこと言っちゃなんだけど~ウブドのヨガの先生で「こいつ不法労働?」
みたいな人もいますよ、実際。いろんなウブドのクラスに行ってるでしょ、
で「この先生、以前別の教室でも担当してくれた人だ」っていうようなことは
よくあります。要するに一人のヨガインストラクターがいろんなお教室を
かけもちしてるスタイルなんですね。インドネシア人の先生はまだ
よしとして、問題は白人ティーチャー。長期滞在したいがために、
付け焼刃でヨガ練習して、こいつ母国ではヨガティーチャーじゃないだろ?
みたいな人も何人もいました。ヨガティーチャーの職種では外国人は
ビザ出ないし、不信感はあるのですが、ウブドのヨガ事情はそんな感じ。
ここの先生はインド人でした。インド人もヨガ教師としての滞在は
認められないと思うけど、この人ひょっとしたらオーナーかもね。
(ホームページに写真入りで挨拶文載せてたからそう思った)
初心者ねえねでも「この人プロフェッショナル!」ってすぐに分かりました。
教え方が上手いとか、体つきがヨガで鍛えた柔らかな筋肉に覆われているとか、
本物感は随所から感じられるんだけど、とりわけポジティブなエネルギーが
みなぎってる人物でした。バリよりもう1ランクも2ランクも
上の環境とレッスン内容、大満足なクラスでした。
90分、気持ちのいい汗を流したら、お腹が空きました。朝はジュースしか
飲んでないものね。同じ敷地にヴィーガンレストランがあります。
こちらでブランチを取ることにします。
ここの環境も素晴らしいんです。
イメージとしてはキンタマーニ高原のカフェみたいな感じだけど、
あちらはカルデラ。こちらは海と森。
飲み物はアイスカプチーノをオーダー。
食事は何にしようかな~。ヴィーガンてメニュー見ただけではよく分からないもの
多いですよね。Dosaっていうのが目についたので「Dosaってなんですか?」と
訊いたらパンケーキのようなナンのような、とおっしゃる。
よし、それにしよ。
マッシュルームとスピナッチのDosa。
ガレットみたいな感じでしょうか。お肉入ってないけど
食べ応えあり、すごく美味しかったです。
ロンボク2日目にしてようやく充実感(笑)。
今までいろんなヨガスタジオに行ったねえねが、間違いなく1番素晴らしいと
太鼓判押すヨガスタジオでした。