レストラン&カフェの記事数が増えすぎたので、エリア別に分けました。
「エリアA」=クタ・スミニャック・クロボカン地区
「エリアB」=ヌサドゥア・ジンバラン地区
「エリアC」=ウブド地区
「エリアD」=サヌールとその他の地区
ここ『ブンブーバリ』はヌサドゥアにあるのでエリアB(どうでもええか)。
ブンブーバリはインドネシア料理の名店、昔からある老舗で
美味しい且つ高級と評判のレストランです。
一週間ホテル滞在してた時の食生活は、カップラーメン、
ジャワ人ドカチン(工事に入ってもらっている)が断食明けの時間に
食べる食事をおすそ分けしてもらって弁当箱に詰める、ルームサービスで
「ナシプティ(白ご飯)一つ!」と謎のオーダーをし、持ってきた
レトルトカレーを食べるという、非常にわびしい食生活でした。
そんな毎日でしたが、観光客気分を味わおうと、1回だけ
ちゃんとしたレストランに行きました。それがブンブーバリです。
JL.Pratama、コンラッドがある通りです。以前は海に面した側にあり、
しばらくして反対側に支店ができて、コロナ前に
海面店は閉店、今は反対側店だけ営業しています。
バリ料理のレストランだけあって、店内もバリ風建築。
海面店は2回行ったことありますが、反対側店は初めて。
雰囲気いいですよね。クッキングスクールもしているようです。
料理長はバリ人じゃなくてドイツ人です。元グランドハイアットの料理長が、
バリ料理の奥深さに魅せられてオープンしたお店です。
余談ですが、ねえねがこの界隈で働いていた頃、この界隈に並ぶ5ッ星ホテルの
ほとんどに日本料理屋さんが入ってたんですよね。日本から料理人を呼んできて、
雇ってたんだけど、そういう人達のかなりの多くの人がホテル辞めて、
その後独立して、自分で和食屋をオープンしました。だけど今現在、
元高級ホテルの和食料理の板長が出した店、一つも残ってないです。
料理って職人の世界だから、自分でやるのが難しかったのかなぁ?
分からないけど・・・。だけどブンブーバリのオーナー、
ハインツ氏は30年近く店を流行らせ続けてるから、
めっちゃやり手だと思うわ~、コロナも乗り切ったし。
「なににしようかな~」なんて選ぶ余地はあまりないんです。
少人数あるいは一人で入ったら、ナシチャンプルかサテの盛り合わせ
くらいしか、頼むものないです。(ナシゴレンもあったかも)
というのはそれ以外のメニューは、リスタフェル。リスタフェルというのは、
宮廷料理のようなもので、次から次へ料理が運ばれてくる、
インドネシアの満漢全席みたいなもの。バビグリンだって
豚が1頭ど~ん!みたいな。お一人様8000円から、
6人以上で受け付けます~みたいな料理がここの提供なのよ。
なのでナシチャンプルしかありませんでした。
ナシチャンプルは、ビーフ・ポーク・チキン・シーフード・ベジタリアン
から選べて、ねえねはシーフードにしました。
料理が運ばれてくるまでに、クルップでもつまんどいて~みたいな。
間違ってインテリア用に運ばれてきた、黒胡椒や丁子をつままないように。
運ばれてきました。おぉ~!という感じ(by佳子)。
これはご馳走ナシチャンプルです!見よ!この盛り付け!
まるでお霊供(誉め言葉じゃないか💦)。仏壇に供えてるかのような盛り付けで、
仏壇の中にいる気分を味わえました(まだ仏壇に入りたくない)。
野菜の和え物とサンバル三種
化学調味料一切つかっておらず自然な美味しさです。
フィッシュカレーとイカンペペス(蒸し焼き)
カレーはツナの身がゴロゴロ入っていて良い出汁出てます。
ペペスの味付けも絶妙。
じゃがいものカレーとサテリリッ(つくね)
味が深い!
一つ一つ丹精込めて丁寧に調理されているのが分かります。
御覧の通り食器が小さくて、一品はそれほど量は多くないんだけど、
味の変化・香りの変化で満足度が凄いです。美味しい~。
いろんな角度からの刺激があり、まるでお料理のオーケストラ。
7~8年ぶりくらいにブンブーバリのお料理食べたけど、
やっぱ一線を画しているわ。元ホテルの料理長がリスタフェル風の
インドネシア料理を出す店、いっぱいあるんですよ。
(サンサンワルンもそうだと思う)
いっぱいあるんだけど、味といい盛り付けといい、
満足度など総合的にみて、やはりここが頂点だと思う。
値段は2000円超えだけど(ねえねミネラルウォーター
持参してたので、飲み物なしでこの値段)。
ねえねは2000円のナシチャンプルとか食べるようなランクの
人間ではないんだけど~分不相応なんだけど~(普段は200円)
それでもナシチャンに2000円出して納得と思える内容でした。
トムさんがそろそろバリに来たいと
言ってたようだけど~いつ来る?(たかる気満々笑)
ブンブーバリのホームページ☟