10日ほど前、ヨガ友と一緒にタマン・プチャンプアン寺院

ムルカットへ行ってきました。(ヨガ友っていっても、私が行ってるところは

シュッとした白人のイメージのオシャレなバリヨガじゃなくて、

バリ人のおばちゃん集団のヨガ教室で、とてもヨガやってるような

見た目じゃない人達の集団です、あしからず)

 

今回行ったのは、バンリというところにあるタマン・プチャンプアンです。

車降りて寺院があるところまで歩いていきます。

 

 

 

マイナスイオン出まくり~。呼吸がしやすい。

 

 

10分ほど歩き、足が疲れてきた頃、お寺お目見え。

 

 

ムルカットというのは聖水でお清め~みたいな意味合いなんだけど、

日本でいうと滝行もムルカットの一種かも。

観光化されてるムルカットスポットといえば、ティルタエンプルが有名です。

私、ティルタエンプルには何度も行ってるけど、ムルカットしたのは1回だけ。

だって~ばっちい。観光客で芋漕ぎ状態。こんなこと言っちゃナンだけど、

インド人とかワキガの白人とかと肌寄せ合い、同じ水に浸かるって

ねえね的に抵抗感。そんな感じなので、日本からお友達が来た時は、

見学だけで一切入らないのですが、一昨年はちゃんとした

スンバヤンだったので、抵抗できずにムルカットしました。

とにかく人が多くて、水に浸かってる時間長くて、寒すぎ~唇紫になりました。

しかも水、汚いし。よくもまぁ外国人観光客、こんな体に悪い体験に

丸一日かけるわ~と、逆に感心。体の芯から冷えるパワースポットでも

なんでもない汚い水に、お金出して入る気がしれません。

もう一箇所、なんちゃらスバトゥ寺院てとこも有名で、そこでも

滝に打たれたことあり。(過去記事にあるはずだけど、めんどくさいので

貼り付けません、ごめんちゃい)

なんちゃらスバトゥ寺院はティルタエンプルよりは清流だけど、

それでも人いっぱいで、澄んだ氣なんぞどこへやら~

みたいな雰囲気になってしまってるのですが、ここは違った!

 

 

 

 

 

 

 

まずはスンバヤン(お祈り)。

 

私スピリチュアルとかそんなのよく分からないけども、

ここは精霊が住んでるって感じがしました。

(たぶん思い込みだと思うけど)

 

 

バリ島には数え切れないくらいお寺あるけど、ここあまり知られて

ないものの、一二を争う綺麗なお寺じゃないか?綺麗というのは、

建造物的に綺麗だとか、景色が綺麗だとかというのではなくて、

なんか空気感が違う~みたいな。(たぶん思い込み)

 

 

 

池みたいのがあるから、ここで聖水に浸かるんでしょ?って思うでしょ。

ノンノン!ここからがアドベンチャーでした。

水に浸かったらスマホが死ぬから、この先の写真はなしですが、

ここからが超過酷でした。ここの奥から先が、滝あり~の、洞窟あり~の、

まるで川口浩探検隊(←これ分かる人昭和人間)。

そんなジャングル探検隊を写真なしで、文章だけでどこまで

臨場感が表現できるか分かりませんが、頑張ります。

 

今まで何ヶ所も滝みたいなところで、ムルカットしましたが、

他のどことも比べ物にならない程の水圧がのしかかる滝行、いや荒行。

我々の先に行ってる人(我々からは見えない)からキャー!ギャー!っと

この世のものと思えないほどの悲鳴が聴こえてきて、先が見えないだけに

恐怖におののきます。ずっと水に浸かったまま何百メートルも歩くでしょ、

下は石ゴロゴロで見えないし、滑るし、苔だらけだし。途中めっちゃ間口の小さい

鍾乳洞のようなところがあり、私達のヨガ友の多くがバリ人体型(安産型)で、

お尻が岩に引っかかり、先に進めないという状態。

ねえねは先に進めました、良かった。リアル・インディジョーンズの体験でした。

 

とにかく凄かった。到着してお祈りしてムルカット探検で全工程4時間位

かかりました。一応シャワー室あるけど個室ではなく、皆さんスッポンポンで

着替え、裸のお付き合い(笑)。はぁ~疲れた~。

ロッククライミングみたいなこともやり、滝に打たれ、苔で滑り、

通れない狭い洞窟を通ります。この川口浩感を言葉で説明するのは難しいので、

ユーチューブにないか探してみたらありました!どこぞのユーチューバーが

アップしてる、凄いな、ねえねとても動画なんて撮る余裕ないわ。

始めはお祈りで2分45秒くらいからが川口浩探検隊になります。

 

 

ここと比べたらなんちゃらスバトゥ寺院の滝に打たれるだけの

ムルカットは子供の水遊びでした。終了時の体力消耗度の凄まじさよ、

歳だから~というだけじゃないです、

ねえねより年上のお友達がほとんどだけど、皆さん凄いわ。

 

 

半分意識朦朧となってますが、とりあえず

着替えて、横にあるお寺でお祈りします。

 

 

お寺の前にクワンゲン(お祈りに使う)を売ってる絵に描いたようなダドン。

ダドンの手が亡霊っぽくなってるのは、ねえねの疲れすぎのせいなのか、

もはやダドンがこの世のものではないのか?よく分かりません。

このダドンも歳訊いたら躊躇なく「150歳です」って言いそうなダドンだな。

 

 

 

お寺に入ります。

 

 

ダドンから買ったクワンゲン。数個入ってるだけで5000ルピアって高くない?

でももう思考能力もなくなってるので、多少のぼったくりくらいいいわ。

 

 

 

 

お祈り済ませ~。

 

お腹すいた~。ようやくお昼ごはんにありつけます。

今からランチに行くというのに。

 

 

我らイブイブは屋台でゴレンガン買ってるよ!

だから洞窟にケツがひっかかるんだよ!