2日目食べた夕食。ゴータマ通りになるのかな?(よく分からないわ)

ホテル界隈は田んぼエリアで、車も入ってこれないため、

賑やかな通りに出るには、しばらく歩かなければいけません。

ホテル周辺はオーガニックレストランしかなく(地元民が住んでないため)、

普通のワルンていうのがないんです。なのでヨガやスパ等、

目的が終われば、街に出て、コンビニやら食事やらいっぺんに済ませたいんです。

買い忘れたものなどあったら、真っ暗の田んぼの畦道を歩く羽目に。

ワルンの名前忘れましたが~美味しかったです。でも量が少なすぎ。

 

食事を終えて、田んぼのホテルに帰ろうと歩きます・・・。

田んぼへの入り口に入るには、必ずプラダラム(ウブドの中心的な寺院)の

前を通る必要がある。プラダラムの前を通ると~。

 

 

立派な寺院。

毎日ここでバリ舞踊など伝統芸能の演目をしています。

ちょうど開幕時間。チケット売りのおじさんに今日の出し物を訊くと

「ジェゴグ」だとおっしゃる。ジェゴグというのは、

竹でできたガムランで(普通のガムランは銅製)、バリ西部のヌガラ発祥の楽器。

ヌガラ以外では、ここプラダラムでしか聴くことができないそうです。

しかもジェゴグ演奏は週一回しかしてないから、逃したらなかなか聴けませんよ、

と言うので~ホテルに帰ってもすることないし、

聴いてみることにしました。チケット代8万ルピア也。

 

 

ジェゴグは人気がないのかな?それとも王宮会場と比べて

マイナーだから知られてないのかな。お客さん少なかったです。

 

ジェゴグの演奏に合わせてバリ舞踊が披露されます。

 

綺麗どころのレゴンダンスや~。

 

 

これはバリス。戦士の踊り。

 

 

 

 

ジェゴグ演奏に合わせて様々な踊り、約1時間の舞台でした。

 

日本語パンフレットもあり、日本語パンフレットを読んでみると・・・。

「ヌガラのジェゴグ団の演奏を聴いた若者達が自分たちもジェゴグを

演奏してみたい!と思って結成されました。ジェゴグに魅了された

ウブドの若者達の集団!」と書いてあります。

え?若者?演奏しているジェゴグ団に目を向けると、40~60代の

オヤジばかり。で・・・もう一度読み返すと、結成1995年とあった。

24年前か~。当時の若者も既におっさんだわな。

 

今年2月にヌガラの山奥のヴィラに泊まった時、ジャングルから

ジェゴグの音色が聴こえてきました。翌日ヴィラのスタッフに訊くと、

近くにジェゴグ音楽団の本拠地があると教えてくれました。重低音の

竹の音がジャングルに響き渡り、それはそれは良い雰囲気で聞き惚れました。

ただ・・・ジェゴグって4音しかないんですよ(ラ・♭シ・レ・ファ)、

だから旋律を作るのは無理があり、

聴いてて飽きてくる音楽であることは事実。

百聞は一見に如かず。ジェゴグ演奏、興味ある人は聴いてみてください。

 

 

今まで何回かバリ芸術鑑賞しましたが、どこもSo-Soですね。

王宮の演目も、ここプラダラムも、まぁこんなもんかなという感じ。

いろんなところで毎日観光客向けに披露されてますが、

スマラ・ティが文句なしのトップですわ。スマラ・ラティの演奏と踊りを

鑑賞したことあるので、もうここは1回行って、いいかな。

 

ジェゴグ凄い!と言っても最近のマイブーム「北朝鮮の子供の音楽会」と

比べたら、ジェゴグの人達は努力が足りませんね(笑)。ジェゴグの動画と、

👇のちびっ子、どちらが練習してるか、言わずもがなでしょう。

 

 

北朝鮮で成長させるにはもったいないといえば、フルートのイェソンちゃん。

こちら👇は今年のお正月に北朝鮮のテレビで放送されたものだそうでうす。

 

 

小学1年生になってますね。この子凄いわ。

タンギングが完璧、連符も針の先のミスもない。小さな体で肺活量も

少ないだろうに。抑揚のつけ方、曲の解釈、今のままでも普通に

芸大主席レベルではないか?こんな英雄たたえる曲~みたいな

ものばかりじゃなく、西欧音楽には美しい曲が

たくさんあるということを教えてあげたい。

フルート少女、自由のある国へ連れ出してあげたい。

イェソンちゃんはヨーロッパで音楽教育受けたら、

世界的なソリストになれる素質あると思います。

 

え~・・・ジェゴグから脱線しましたが、

ジェゴグ聴いてるより、北朝鮮の子供の

音楽会聴いてる方が楽しいですね♪