The Apurva Kempinski 

(以下ケンピンスキー)

 

ようまぁこんなごっついホテル建てたもんやな。

 

今年2月にヌサドゥア地区にオープンしたケンピンスキー。

泊まる予定もないのに、見学に行きました。

(エージェントか客のふりしてごめんよ~🙇)

 

 

エントランスのところ。

 

ロビーに入って度肝抜かれました。

 

分る~?ひょうたんみたいな形の木彫りボックスみたいなの。

(説明下手ですね、私)ここチェックインしたりするソファ置いてるんだけど、

天井まで何十メートルあるのん?て感じ。

この写真では分からないけど、木彫りのレースなんです。

 

 

これでもまだ分からないか?

 

とにかく木のレースなんです。

 

これで分かるかしら?ものすごく繊細な彫刻を施した、

国宝級じゃない?って思う素晴らし過ぎる木彫り。

受注してから8年かけてジャワで彫られた木。

 

ロビーの荘厳さはもはやホテルではなく、

私の第一印象は東大寺?

 

 

海風の当たる屋外スペースでチェックイン(のふり)。

 

 

ウエルカムドリンクはジャムゥドリンク。

これは美味しくなかった。普通のジュースにしてくれ。

 

ここからの眺めが素晴らしくて~これど~よ?

 

ケンピンスキーはドイツ系のホテルチェーンだけど、オーナーは華僑です。

恐るべし、華僑の金持ちっぷり。財閥なんだけど、

ミースダップって分る?(トムさんは知ってるかしら?)

インスタントラーメンの会社なんだけど、そこの社長がオーナー。

その娘はBCA(銀行)頭取。一袋30円のラーメン売って、巨万の富!

羨ましいぞ~。建設開始8年以上経って、まだ全部は完成していません。

 

ではお部屋の案内しま~す。

 

↑こちらはエントリールーム。1番下のカテゴリーです。

それでも広い!部屋からラグーンプールへアクセスできます。

 

続きましてスイートルーム。

 

スイートルームにはプライベートプールがあります。

 

エントリールームとスイートルーム、部屋の雰囲気、装飾などは、

ほぼ同じです。違うのは、エントリーが80平米、スイートが100平米。

後はプライベートプール。

 

ドイツ系ホテルだけあって、シンプルで機能的です。

私、バリのホテル、いろいろ泊まってるけど、今まで泊まった中で、

一番高級だったのは帝国ホテル(今はマネージメント変わって名前も変わってます)

なんだけど、その時初バリで~、高級ホテルというのは分るんだけど、

部屋の天井に不気味な壁画(?・・・今思えば、ラーマーヤナの

神話を描いたものだと思う)とか、柱に白黒チェックの布

(?・・・今思えばヒンズーのポラン布)

巻きつけたりして、とにかくバリらしさを演出してたんだけど、

最近はどこもシンプルかつスタイリッシュなホテルが多くなってます。

ケンピンスキーはロビーはジャワのマジャパイト王朝の彫刻にしてるけど、

部屋は高級であるけども、シンプル。あ~昔は帝国ホテルとか

泊まれてたけど、今は無理ですね、生活カツカツで(笑)。

 

続きまして~レストランのご案内。レストランだけで8つかな?

(まだオープンしてないレストランもあります)

 

日本料理屋さん。

料理長がわざわざ出てきてくださったんだけど、ごめんよ~客ちゃうねん。

料理長さんはインドネシア人だけど、ドバイのノブ(NYにもあるよね)で

働いていた和食エリート。メニュー見て・・・

むぅ~味噌汁にこの値段出すなら、バビグリン食べるなって値段(笑)。

 

次のレストラン、びっくりなテーマパークレストランです。

その名も水族館レストラン!

 

お魚さ~~ん!🐡

 

 

左側水槽よ~。

 

レストランなのか水族館なのか?

 

もはや海遊館レベルだよね?

で、ここで出してるのはシーフード(笑)。

 

続きまして~メインダイニングへ~!

 

朝食会場にもなってます。

 

 

 

マルシェみたいね。右に見えるフルーツやマシュマロの串刺し~

チョコレートフォンデュ用です。

 

 

ロブスターがどど~ん!

 

バリ料理のコーナーです。

 

 

バビグリン。

 

この時は夕方で、夕食のビュッフェの準備中でした。

お部屋の稼働率50%以上の日は、ビュッフェが開催されます。

それ以下のローシーズンは、アラカルトメニューだけなのでご注意を。

宿泊客じゃなくても、ビュッフェディナー食べに行けます。

一人50万ルピア(税・サービス別)です。

安くはないですが、朝から何も食べずにビュッフェに臨むと

お得感ありますが~そこまでして食わなくてももっと

上品な食べ方を目指そう(←誰に向かって言ってるのか?)

 

 

お次はねえねにはあまり縁のない、スイートのクラブラウンジ。

 

クラブラウンジにはジャグジープールがあります。ぶくぶくぶく.。o○○o。.

うちの近所の健康ランドにもあるけど、なんかオーラが違います。

 

 

クラブラウンジ~!

 

 

パッションなんちゃらいうモーカクテルをいただきました。

スナック類、食い放題。

 

スイートって贅沢~ってイメージだけど、お酒飲む人はスイートに

泊まる方が結局安上がりですよ~。食事も無料だったり、特典の

原価計算(仕事でもないのに)してみたら、酒飲みはスイート!これ鉄則。

 

いかがでしたか?ケンピンスキーは。

私、バリのヌサドゥア地区・ジンバラン地区にある、

いわゆる高級ホテルのほとんどに、足を踏み入れてるんだけど、

ここどこよりも凄かったですわ。ケンピンスキーと比べたら

アヤナはアパだな(ごめんね~)。金のかけ方ハンパない。

チャイニーズインドネシアンの財力をまざまざと見ました。

 

ただどんなにラグジュアリーなホテルでも、オープンしたての

口コミの評判がイマイチのところ多いんです。

設備面で不備があったり、スタッフ同士のリレーションが

上手く行ってなかったり、対応マニュアルが徹底されてなかったりで、

気分を害した~みたいな口コミも多くみました。

(ほぼ外人ね、日本人はこの施設だけ見ておぉ~!ってなってるし)

星のやバリもそうだけど、鳴り物入りでオープンしても、ダメダメ・・・

だけど3年経って良くなってきました。だからケンピンスキーも

サービス絶賛されるようになるまで、数年かかるでしょう。

 

ケンピンスキーと比べたら、インターコンチとかリッツカールトンも

ショボく見えるんだけど、それでも長く続いているホテルは、

スタッフが慣れているし愛社精神持ってるからか、

評判は上です。これからどんなふうになっていくのか楽しみですね。

(1泊$400~$600、現在ヴィラ棟建設中、ヴィラ$1500~)

案内してくれた人、休み時間潰させてごめんよ~。

私は泊まれる身分ではないけども、誰か来た時紹介します。