バリ出発して、ジョグジャ着いて、王宮行って、タマンサリ行って、
ホテルチェックインして~と順追って書いてきたけど、
まだ1日目の午前中の出来事です(;^ω^)。
いつになったらメインのボロブドゥールに辿り着けるのでしょうか?💦
ていうか、今年中にジョグジャ記事を書き終えれるのでしょうか?
 
どうぞ気長にお付き合いください。
 
朝の観光を終え、ボロブドゥール行く前に、まずホテルに
チェックインしました。シャワー浴びてちょっと休憩して、昼から
ボロブドゥールなのですが、その前に、昼食を取ります。初日のお昼ご飯は、
ジョグジャカルタの郷土料理「Gudeng」(グダン)です。
 
ホテルの2軒隣りくらいにあったお店に、
予備知識なく入ってみたのですが、後に色々調べてて、
ジョグジャカルタの郷土料理の老舗であることが判明。
 
 
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このおばあさんが創業者なのかな?
ジョグジャの名店のようで、マリオボロ店の他にも、何店舗かあるようです。
 
 
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ワルンとレストランの中間みたいな感じで小ぎれいにしています。
 
 
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ショーケースを見ると~鶏肉・ゆで卵、どれもまっ茶色で、
めっちゃ味付け濃そう。どんなものなのか・・・興味湧きます。
 
 
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これが謎の料理、Gudeng。
全体的に茶色。サンバルもありません。お値段は3万5千ルピア。
そこらへんのワルンとかと比べると、若干高級な食べ物なんでしょうねぇ。
 
 
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鶏肉になんだかよく分からないタレがかかっています。
 
一口食べて「甘っ!」、
二口食べて「辛っ!」
 
なんだこの不思議な味付けは?
甘辛っていうより、甘い、辛いの波が、交互にくるような。。。
 
 
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この四角い食材も、最後までなんだか分かりませんでした。
歯ごたえのあるお麩みたいなの。
ゼラチンのようでもあり軟骨のようでもあり、いったいなんなんだろ?
 
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鶏肉の火の通り加減は絶妙でした。ほろほろと骨から外れる。
それにしてもこの茶色いタレが特徴的。
ピーナツも入ってるのかな?でもナッツの風味は消えてしまってるくらい
煮込んでおり、甘いのか辛いのか・・・謎。一言で言えば「複雑」な味。
 
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これはナンカ(若いジャックフルーツ)、これもクタクタになるまで
圧をかけており、もうなにがなんだか分からない食感になってます。
 
へ~、これがジョグジャの代表料理か~。初体験でした。
バリの味とは全然別物。美味しいか不味いかといえば、
何十年も続いている老舗だから、美味しいのだと言う事は分かるのだけど、
美味しい不味い以前に、私は、Gudengの味は苦手でした。
ていうか、中部ジャワ料理は、全体的に、私の舌には合いませんでした。
 
スタッフに実家からボロブドゥール遺跡が見えるところ出身の人が
いるんだけど、その人にグダンの作り方訊いてみると・・・。
椰子砂糖とココナツを土鍋に入れ、
コトコトコトコト~2日以上煮詰めて作るのだそうです。
道理で~、ただ単に砂糖で味付けしたような、表面的な甘さじゃなくて、
2日以上煮詰めてるだけあって、コクが凄い。
これを美味しいと感じる人もいるのだろうけど、とにかく私は苦手でした。
そのボロブドゥール遺跡の見える家出身の人も
「たまに実家に帰っても、母親の料理が甘過ぎて口に合わなく
なってきてる、バリに20年も住んでるとね」と言ってました。
いや~、インドネシアの食文化、奥が深いです。
 
ちなみにバリにグダンを食べさせる店あるのか?と訊いてみたら、
少ないけどあるそうです。ボロブドゥール遺跡が見える
家出身の人は、バリでは2軒知ってると言ってました。
 
ジョグジャの人にとったらソウルフードなのかな?
ホテルの朝食にもあったし、最終日泊まったフェニックスホテルの
アフタヌーンティーでもゲストに振舞われたんだけど、
私は丁寧にお断りしました。