インナバリ・ヘリテージホテルにチェックインしたのが、お昼の3時頃。
小一時間レストランでピサンゴレンとアイスレモンティーを飲みながら、
ブログして~、ちょっと飽きてきたので、近所の散策でも・・・と思いましたが、
この界隈とりたてて、観るようなスポットはない。
フロントの人に訊いたら「バリ博物館なら歩いてすぐですよ」というので、
気は乗らないけど、散歩がてら行くことにしました。
 
バリ博物館の存在は知ってたけど、今まで行ったことありません。
展示物からして、あまり面白くないというの知ってるからね。
でも今回行かなければ、これから2度と行くことはないと思い、
話のネタに行ってみることに。
 
ププタン広場(市民の憩いの場・大公園)のすぐ横にあります。
ププタン広場には、こういう露店がいつも並んでいます。
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売ってるものはサテとか、代わり映えのしないもの。
上の写真~シュッとした女の子が食べ物買ってます。
この界隈、官庁街なので、ガルーダ航空の本社とか、インドネシア銀行とか、
各国大使館とかがある地域なので、
エリートっぽい人がこういう露店で買い食いしてます。

 
この目の前がバリ博物館
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MUSEUM BALI
内部に入ってみます。入場料は25000ルピア(220円くらい)。
 
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クルクル(鐘楼)や。。。

 
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この博物館の建物は、元はデンパサールの王様(チョコルダ氏)の住居
だったところ。チョコルダ一家は今もこの近くに住んでいるそうです。
王制が廃止されたので、今は一般庶民になってますが。
バリは地域ごとに王様がいたので、あちこち王様の末裔って人が
いっぱいいます。ヨーロッパの王室のようなものではなくて、
日本の昔の旗本のようなものという認識が近いかと思います。

 
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見学者は私ただ一人。
小汚いだらしない服装のサンダル履きのオヤジが
ず~っとついてきて「僕が案内役だから
とか言うんだけど、私、観光客じゃないし、
ちょっと散歩がてら来ただけだから。
説明してもらわなくても、分かるから結構!
と断ったんだけど(ぜったいチップせびるの分かってるし)、
ずっと付いてきました。うっとおしい~。

 
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偽オヤジガイドここは王様の寝室の建物です
ねえねほ~!」(感心)
やばいやばい・・・気を許すところだった。
とにかく視界に入れないように、アウトオブ眼中でオヤジを
いないもののように扱います。

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銭の衣装を身にまとった女神

 
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バロンやトペンなどの展示物

 
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シンガラジャの王様の写真
王様に見えません、どこかの野人かと。。。
横のジジィも王様に仕えてる人とは思えない人相。物乞いに見える。
 
 
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別の棟にはさらに色々な展示物があります。
さすが権力者。立派な門ですね。
 
 
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お供え物
偽オヤジガイド粉でお菓子のように作ってます
ねえね知ってる
偽オヤジガイド・・・・・
 
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プティマティ~棺桶です。
ねえねこれ棺桶やろ?
偽オヤジガイドよくご存じですね?
ねえねだ~か~ら~、説明してもらわなくてもけっこう!
ってさっきから言うてるやん。もう帰って!
でもず~っと付いてきます。チップもらうために。
 
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古代人の生活風景のジオラマや・・・。
 
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歴史に興味がある人は面白いかもしれないけど、
普通の人にはイマイチ興味そそられない展示物ばかり。

 
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偽オヤジガイド機織りです
ねえね見たら分かるやん!どういう時に使う布だとか、
どこの地域が盛んだとか、そういうこと説明してこそガイドと違うん?
だんだんイライラしてきたねえね。
 
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昔のカレンダー

 
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ロンタル
偽オヤジガイドロンタルにはヒンズーの経典書いてます
ねえね違うよっ、ロンタルはアカシックレコードみたいなもので、
一人づつ生年月日とかでリーディングができて、
    今世でどういう運命生きるのか、読み解くことができるよ
偽オヤジガイド本当ですかっ?
ねえねそうよ。ウブドにロンタル詠みのパラノーマル(霊能者)がいるよ
偽オヤジガイドその人の連絡先教えて
ねえねええよ

 
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オトナンの籠
オトナン(生後200日の儀式まで)赤ちゃんをこの籠の中に入れておく。
ベビーベッド代わりだと思ってください。
 
偽オヤジガイド赤ちゃんを籠に入れます
ねえねそんなの大昔の話やろ?今はこの籠の中には、
へその緒だけ入れとくでしょう?現代のこのご時世で籠に赤ちゃん入れてる
なんて、見たことないよ。へその緒入れて、毎日チャナン(お供え)するでしょ。
    今のご時世、こんなところに赤ちゃん入れたら虐待だよ
偽オヤジガイド・・・タジタジ。。。。

身なりはだらしないし、説明もいい加減。
こんなガイドを雇ってるミュージアムの信用度ガタ落ちよ。。。
いや?多分ミュージアムが雇ってるのではなくて、
勝手に近所のオヤジが入り込んで、無許可でガイドしてるんだと思った。
 
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ブログにこんな写真載せていいのでしょうか~?
バリヒンズーって、リアルエロな偶像が多いんです。

今まで大した説明もできない知識不足の偽オヤジガイドが、
この展示物の前に来た途端いきなり饒舌に喋りだした。
 
偽オヤジガイドこれ好きか?」とか「イブ(私のこと)は週に何回?」とか。
お巡りさ~ん!!
このガイド、キモすぎ。
バリポスト(バリで一番シェアの新聞)に、苦情の投稿してやろうと思います。

 
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そんなに広くないので40分もあれば見て回れます。
偽オヤジガイドがいなければ、もっと時間短縮できる。

一通り回って偽オヤジガイドがやはりチップくれ!と言ってきました。
ねえねは仕方ないので2万ルピア(約200円)渡しました。
すると偽オヤジガイドは「Tambah lagi sedikit(もう少し上乗せしてくれ)」と
厚かましいことをぬかします。
ねえねごめんね、小銭がこれしかないのよ」と言うと
偽オヤジガイド嘘だ!さっき入場料払う時、イブ(私)の財布の中、
小銭は他に2万ルピア札と1万ルピア札が入ってたよ~」と。
ギョエッ!こいつ、
人の財布の中身盗み見してるよ(驚愕)

ということで、本当にバリポストに苦情の投稿します。
皆さんもここに来る時は、汚い恰好の下品なオヤジガイドに注意してください。
でもこのままアグン山影響で、お客さん少ない時期が続くと、来年あたり、
ねえねがこのミュージアムで案内してることもあり得るかも?
ねえねがガイドしてたの見かけた人、通報しないでね。