皆さん、忘れてると思いますがアセアセ、ヌサぺニダ紀行が
まだ終わってません。日本に帰ったり、多忙だったりで、
ヌサぺニダの記事のことをすっかり忘れてました。

え~、どこまで書いたっけ?あ・そうそう、寺院に行って
ねえねは善良なる市民だから吹き飛ばされなかった・・・
というところまで書きました。
お寺から帰ったらもうお昼でした。
最終便の船が15時。昼食を取ってから港へ行かなくてはなりません。

まともなワルンがホテルの前に2軒あると書いたの覚えてますか?
前日は、チェーン店ポンドック・ワルンへ行ったので、
最後のランチはもう一軒のぺニダ・コラダへ行くことにしました。
だって選択肢がないんだもん。キョロキョロ


イメージ 2

Penida colada
海の家風の小さいレストラン


 

イメージ 3

 

昨日行ったワルン・ポンドックよりあか抜けています。

 

イメージ 4

 

海辺の席は・・・・

 

イメージ 5

 

もちろん絶景!

 

イメージ 6

 

メニューボードもおしゃれです。
これは田舎者ヌサぺニダ人には思いつかないアイデアでしょう。
ぜったい他にアドバイザーがいるはず。

赤い矢印⇦の素朴なあんちゃん
こいつを頭にインプットしてください。
 

 

イメージ 7


イメージ 8

フレンチトーストwithベーコンとヤシの実ジュースをオーダーしました。
約800円なり。こういうのが食べたかった!
イカンバカールもナシチャンプルも美味しかったけど、
こういうウエスタンな食べ物に飢えていたのだ。

フレンチトーストもとても美味しかったです。
これも田舎者ヌサぺニダ人には思いつかないメニューでしょう。
つーかヌサぺニダ人はフレンチトーストなんて知らないんじゃ?
ぜったい他にアドバイザーがいるはず・・・・そんなことを思ってたら、
奥から綺麗な白人女性が出てきました。
白人女性「ホエア アー ユー フロム?
ねえね「フロム ジャパン。バット アイ リブ イン バリ。
ビコーズ マイハズバンド イズ バリニーズ
」と言うと
白人女性
オーブギトゥ(あ、そうですか)」とインドネシア語で
だ~~っと話しかけてきました。
この白人女性はワルンのオーナーで、
赤い矢印⇦の素朴なあんちゃんのヨメだった!
という驚きの事実。


前日カーチャーターして島めぐりをした時の、
他愛もない運転手さんとの会話を思い出しました。
ねえね:「ヌサぺニダには外国人住んでるんですか?
運転手さん:「この島は観光客がやって来ない島だし、開発から

取り残されてるから、ほぼ外国人はいませんよ。
そういや一人だけ住んでます。イギリス人で、レストランしてますよ。

ピン!ひらめき電球
運転手さんが言ってたイギリス人というのが、この女性のことだったんだ。

でも~~~、なにが哀しくてこんな島に住んでるの??
赤い矢印⇦の素朴なあんちゃんとラブストーリーの末に、
こんな原始島に移り住んだのでしょうが~、
恋は盲目かもしれませんが~、こんなところに住むなんて、

奇特すぎる。ある意味尊敬。私は無理です。

私が驚いたのは、この女性のキャラです。
バリの(しかも未開の離島)に嫁いでくるような外国人て、
お決まりのパターンがあります。ねえねが言うのも説得力ないけど、

日本人嫁には2パターンあって、可愛いけどおつむの弱そうな女の子

↑こちらは、サーフィンかなんかで知り合って、
考えが浅いタイプ。ダンナはジャワ人がほとんど。
もう一つ別のタイプは、意外に高学歴でしっかり者だけど性格悪くて年増。
このタイプはバリのカルチャーなどにどっぷりハマり現地の人と結婚するパターン。
↑ダンナはバリ人がほとんど。

白人にもタイプがありまして、一言でいうなら肥満or容姿に恵まれない。
↑このパターンもダンナはジャワ人でビーチボーイ。
白人で体格のいい女性と真っ黒でガリガリの貧相なボディに
汚いタトゥーをしているという、ちょっと目を覆いたくなるような

カップルが多いのに、ここの女主人は、とても品があってお嬢様風。
ローラアシュレイっぽいワンピースを着て、ビーチとは真逆の個性。
こんな離島のド田舎に、このキャラは浮きまくりです。
しかもダンナは絵にかいたような田舎のぺニダ人。

このイギリス人女性、なんかトラウマでもあるのでしょうか?
じゃないと~こんな島に嫁にはこないよ、ふつう。
ローラアシュレイの服、イギリスから持ってきたんだろうなぁ。

ふと横を見ると、2歳にならないくらいの、子供(♂)がいました。
白人とバリ人のハーフなので、目鼻立ちがはっきりしてて、
髪の毛クリクリで、天使みたいに可愛いのです。
だけど~~!ぺニダの雑貨屋で売ってるような、ドギツイ子供服を着せ、
足は裸足で泥まみれ。100%ぺニダ人として養育してる

様子(自分はローラアシュレイなのに)。こんなところで子育てするなんて

勇気ある~。しばらくすると、思いっきり田舎者の老夫婦が・・・。
この人達、ダンナの両親のようです。穴あきまくりのTシャツ着て、歯抜け。
ぺニダ島から出たことないって感じの風貌です。

え”~~~、お嬢様にあまりにも似つかわしくない、舅姑
この人達をお義父さん、お義母さんて呼ぶの、抵抗あるわ~。
ダーのお母さんも田舎のバリ人だけど、きちんとお化粧もしてるし、
普段はサルン以外の服着てるし~。
ここの姑と比べたら、ダーのお母さんは貴婦人に思えてきました。
ここまでメメ(バリ人の年輩女性)じゃないわ、ダーのお母さん。

綺麗で上品な紅茶が似合いそうなお嬢様イギリス人が、
こんなダンナにこんな子供にこんな舅姑。

きっつ~~~!!!

まぁ人の事なので、私がこんなこというのは失礼なことは重々承知ですが、
それにしてもきっつ~~~!!



イメージ 1
壁には、白髪お団子頭の歯のない姑が機織り機で織ったと思われる
サルンを売ってました。キツイ。。。


愛は全てを受け入れること・・・と言いますが、愛があっても、
ぺニダ島で細々ワルンをやるなんて、私は出来ないわ~。
ねえねもかなり妥協して生きてますが、この女性は凄い!
ぺニダに住んでる唯一(かもしれない)の外国人に、図らずも遭遇しました。