タイトルのブラックバヤ=ブラックと

クバヤを掛け合わせてみました。

(ここ笑うところ、ここで笑わないと笑うところないよ)


そもそも黒地のクバヤというのは御法度だったのです。
クバヤもお洒落を追求するようになり、ファッション性が高く

なってきてますが、本来お寺へ行く時は、薄い黄色と決まってました。
黒はヒンドゥー的には陰陽☯の陰なので、
神様の前では身につけない色です。
しかしクバヤの生地屋さんへ行くと、黒地も取り扱ってるので、
需要があるんでしょうね。

私、普段の服も黒が好きなのですよ。なぜ黒が好きかというと、

ピラピラとかフワフワとか、デザインに凝っても、
黒だとなんとなく着れるからです。
シンプルなデザインより、ピラピラが好き。
花柄とか奇抜な色で、派手なデザインの服だと、
一歩間違えたら、中国人の着こなしのようになってしまいます。

 

黒いクバヤは持ってなかったんだけど、今回初めて黒い生地を買ってみました。

 

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メッシュ地で少しストレッチが効いてます。

仕立て屋さんにオーダーして3日ほどで出来上がりです。

 

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前身ごろ
リパット(折りたたんだ)デザインにしてもらいました。
リパットにするの、最近よく見られるデザインです。

 

 

イメージ 3
着たらこんな感じ。ブラウス代わりになりそうかな?


もうひとつ、黒いスレンダンをご紹介します。
スレンダンというのは、クバヤを着用する時に腰に巻く布です。
 
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たくさん持ってるスレンダンの中で特にこれは気に入っています。
昔はスレンダンもただの紐だったけど、
こういう飾り付のものがお目見えしています。

 

この飾りがちょうど中央(おへそ)のところへくるように結びます。


ところでスレンダン・・・お寺へ行く時やお祈りする時、

男性も女性も必ず着用するんだけど、何故だと思います?
家の祭壇にチャナンを捧げる時は、普段着でもいいんだけど、

必ずスレンダンだけは結びます。
何故でしょう?
それは・・・おへそ辺りに丹田がありますよね?丹田は要するにチャクラです。
「これから神様に仕えさせていただきます!」って想いを込めて
丹田をギュッとしめ、気合を入れるという意味があるんですよ。

旅行で来てクバヤを仕立てても、日本に帰ったら着れないけど、
黒は日本でも着れると思うので、旅の記念に1枚仕立てられたらいかがでしょう?