ただいま~~!今私は日本にいます。日本のコンビニはいいですね。
・・・って、嘘です。この度、バリにLAWSONができました。
バリにも24時間営業のコンビニは増える一方ですが、
ローソンは初めてかも(私の知る限り)。
サークルKが多いです。他にもインドマートとかアルファマートとか、
ローカルのコンビニは多いのですが、このようにローソンの
看板を見ると、全く日本かと錯覚してしまうくらい。
店内にご案内
こういうローカルメーカーの商品は、他のコンビニと変わりません。
ここからが凄いです!
おでん
ちくわ・こんにゃく・ソーセージ・豆腐・・・などなど。
日本と変わらないおでんだねです。価格は30~60円ほど。
日本より安めに感じますが、1個が小さいです。
なので日本のと同じ大きさなら、値段も日本と同じかな~という印象。
からあげくん
肉まん
おにぎり
日本と一緒
私はおにぎりとおでんを買いました。
鮭のおにぎり、1個7000ルピア(約70円)。
日本のコンビニおにぎりは美味しいので、それと比べるのはちょっと
無理がありますが、まあ合格です。日本のコンビニのおにぎり、
私は2個も食べればじゅうぶんなのですが、ここの小さい。
日本のおにぎりの半分くらいの大きさです。
おでんも美味しかったです。インドネシアでこの味は
頑張ってるのではないでしょうか?
出汁はちょっとしょっぱいです。
ここは日本のコンビニか?・・・と錯覚するほどでしょう?
在住日本人のためのコンビニではありません。
バリ島人口400万人のうち、日本人は2000人足らず。
このエリア(トゥバン)に住む日本人なんて何十人もいないのでは
ないのでしょうか。ターゲットは地元の人です。
目まぐるしく変わるバリ島ですが、ローソンの出店にはびっくりしました。
10年前はコンビニなんて、観光客が来るメイン通りに
ポツポツある程度でした。今はかなりの田舎でもあります。
コンビニは元々よろず屋の発展形です。インドネシアのよろず屋は
ワルンでした。このようなワルンです。
(ワルンは食堂だけじゃなく、小型店舗のことも指します)
コーヒー・シャンプー・調味料など、日用品が吊らされて売ってます。
野菜・水・おかし・チャナンまで、普段使うものはたいがい揃います。
私がよく行く近所のワルンは、聴覚障害者の息子さんが店番を
しています。耳が聞こえないので、ゼスチャーでやり取りして。
日本も昔は、なんでも屋みたいなのが、あちらこちらあって、
お客は顔なじみでした。私も夜中に水が切れたりしたら、
シャンプーした髪にタオルを巻いてワルンに行ったりするのですよ。
しかし・・・こういうワルンいつまで続くでしょうか?
近い将来、このような何でも屋ワルンは
姿を消すのではないか?と懸念します。
地元のインドネシア人でさえ、コンビニ利用率が上がっています。
こういうタイプの店が時代遅れになる日が遠からず来そうです。
聴覚障害者の息子さんは親がワルンの持ち主だから、
障がいがあっても家の仕事が手伝えます。
時代の流れでコンビニ主流になれば、
こういう息子さんの働く場所もないかもしれませんね。
日本でもよろず屋が姿を消し、何処へ行っても
コンビニがあるように、バリにもそんな時代到来という感じです。