半年くらい前になるでしょうか。バリで路線バスの運行が始まりました。
 
それまで、公共の交通機関は全くありませんでした。
 
鉄道電車もバスバスもなし。市民の足はバイクです。
 
ベモという小型乗り合いバスがあるのですが、いつ来るか
 
分からないので、通勤・通学には使えません。
 
今日、所要があり、初めてバスに乗りました。
 
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バス停
 後ろに人影がご覧になれますか?一応係員です。
 係員イブ(私のこと)、そこ熱いですよ。晴れ
       後ろで待ってる方がいいですよ。
 ・・・と言うものだから、後ろにいたら、
 バスが1台、通過していきました
 コラッ!何の為にいるんだ!むかっバスが来たかどうか
 確認せんかい!人件費の無駄遣いです。
 
 時刻表はありません。15分に1本来ます。わりと正確です。
 
 
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電光掲示板があるのですが、メチャ速いスピード&逆光で
見え辛い。これもいらないような気が。。。
普通の掲示板の方が有り難いです。
 
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バスが来ました。バス バリらしい絵が書いてあります。
 
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バトゥブラン⇔ヌサドゥアRp3.500
終点まで一律Rp3.500(35円)です。距離にしたら60Km以上ありそう。
激安!ラブラブ! ベモの初乗り料金より安いです。ベモなんて、
臭くて汚くて危ないのに近距離でもRp5000くらいします。
バイクのガソリン代より安いです。ボッタクリ国家なのに、
これは州が補助金出してるとみた!
 
やるな~、マンクー・パスティカさん
(バリの知事)
 
 
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車内
エアコン、ガンガンに効いてます雪。難を言えば椅子が
チト堅いです。でも広々して清潔~。ベモに乗ると、
申し訳ないけど、カバンを抱きかかえるのですが、
このバスは安全そうです。BGMまで流れています。音譜
 
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この人が車掌さん。乗客が乗ってくると、チケットをきってくれます。
運行中はテキトーに席に座り、歌を歌ってました。「どこまでですか?」と
訊いてくれるのだけど、下車のバス停がきても教えてくれませんあせる
押しボタンもないし、車内アナウンスもないので、
初めての場所に行くのは冒険です。
バスは綺麗な大型バスだけど・・・・、バス停があるってだけで、
半分ベモスタイルの運行方法かも。乗り過ごしも自己責任です。
 
復路での出来事です。とあるバス停で、搭乗するお客さんがいないのに、
 
バスが停まったまま何分たっても発車しないのです。「何事かな?」と
 
思ってたら、バス停から制服を着た運転手さんが乗ってきました
 
「まさか?」と思ったけど、そのまさかでした
 
運行途中で(客を待たせて)、運転手交替
 
今まで運転していた運転手さんは、運転席の横に置いてあるマイヘルメットを
 
持って、バス停近くに停めてあった自分のバイクで
 
帰っていきました普通、運行スケジュールって始点から終点までじゃ
 
ないですか?引継ぎは営業所でしませんか?ゆるいわ~
 
コストパフォーマンス的にはまだまだですが、低料金で快適な
 
バスの運行が始まっただけでも進歩です。バイパスだけにしかバス停が
 
ないので、少々不便なのですが、バイクでの遠出は危険です。
(交通事故死が日本の10倍以上)
 
バスの車内だと、通勤時間も有効に使えるし、体も休まります。
 
そう考えると利用価値大の路線バスです。
 
最後に車窓から見た風景
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小学生かな?トラックの荷台に載せられて、どっか行ってました。
 
危ないし。。。あせるあせるあせるユニフォームらしき服を着てるので、
 
遠征試合でも行ってるのかもしれませんね。
 
日本だとこんな移動方法、父兄が黙っちゃいません。
 
ゆるいわ~~~。