昨日は知り合いの結婚式に行ってきました。
皆さん、バリヒンドゥーの結婚式といえば、ヒンドゥー教に則った、
伝統的なお式をイメージされると思います。
 
何日も前から、親戚・近所が集まり、準備を始めます。
当日は早朝に豚ぶーぶーを〆、お祝い料理のバビグリンを作ります。
(バビグリンを作る様子は“バリらしいバリ”の書庫の
2011年9月11日から5回シリーズで記事にしているので、
興味のある方はご覧になってください。
たいへんディープなバリヒンドゥーの世界です)。
 
プダンダという僧侶の中でも、最も位の高い僧侶を呼び、
儀式を取り行います。バンタンと呼ばれる飾り付けをトラック
何台分も用意します。新郎新婦はバリ風の煌びやかな婚礼衣装
着用します。バリ人は冠婚葬祭にすごくお金をかけるので、
結婚式だけで、軽く年収を超える大盤振る舞いをします。
これが当たり前。
 
ブロ友さんの中には、バリリピーターで、バリ人のお友達がいる方も
いらっしゃるので、バリ風結婚式に参列されたことがある方も
いるかもしれません。バリに詳しくなくても、私のブログに長くおつきあい
くださってる方は、バリヒンドゥーの儀式が
どういったものか、お解りいただけると思います。
 
しかし、昨日の結婚式はバリ人の結婚式でありながら、
そういったバリ風儀式とは様相が違うものでした。
 
ヒンドゥー教徒の結婚式なのに、バビグリンがない・バンタン(
お祝いの飾り付け)必要最小限・新郎新婦の衣装は普通の
クバヤとサルン・お線香も使わない・クリスチャンのように分かり易い言葉で
誓いの言葉がある・現代的なメロディーの歌を歌う>こんな結婚式でした。
 
バリ島といえばバリヒンドゥーの島というイメージで、
伝統的なバリの儀式を執り行っている・・・と知られています。
実はあまり知られていないことなのですが、バリヒンドゥーでも、
最近、新しい流れを汲む宗派出てきています。
イスラムにも色々な宗派があるように、ヒンドゥーにも新しい儀式の
やり方を取り入れているニューエイジヒンドゥーがあるのです。
バリヒンドゥーの新興宗教というべきものです。
 
過激でもないし、目的は従来のものと同じですが、伝統的な流れを
大切にする考えの人たちと、差別とは言えないまでも、静かな対立
あると言えなくもないのです。ニューソート的ヒンドゥー
歓迎してないバリ人も、少なからずいます。
 
新興宗教のバリヒンドゥー「ダルウェダ」といいますが、
これはガイドブックやバリを紹介している本には、
書かれていません。私も聞いたことはあったのですが、
実際「ダルウェダ」の儀式に参列したのは初めてです。
 
とにかく、驚きの連続でした。私の知ってるバリヒンドゥーとは
違ったものです。バリ島ブログをしてらっしゃる人は多く
いらっしゃると思いますが「ダルウェダ」の存在を
紹介しているものは、ないと思います。ブログだけじゃなく、
どのようなバリの紹介サイトでも、紹介されたことがない
珍しいものだと思います。早く皆様にご紹介したいです。
なのでこのアホらしい
「オゴオゴ★コンテスト」を早く終わらせたいと思います。
 
予選第二組の結果を発表いたします。
 
 
エントリーNo⑦ 「白目がちな赤い人」 0票
 
 
エントリーNo⑧ 「キングギドラ対白い猿」 4票
 
 
エントリーNo⑨ 「紫な丹古母2号」 3票
 
 
エントリーNo⑩ 「アクアリウムな三面鬼」 14票
 
 
エントリーNo⑪ 「ヨダレをくう酔っ払いのワニ」 1票
 
 
エントリーNo⑫ 「寝違えた象」 1票
 
 
開票の結果、エントリーNo⑩ 「アクアリウムな三面鬼」が
ぶっちぎりの強さでした。
 
 
では予選第三組のオゴオゴ達の登場です!
皆さん「これはいい!」と思ったオゴオゴに、
コメント欄で投票してください。
宜しくお願いいたします。

 

 
エントリーNo⑬ 
「石につまづいた王様」
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エントリーNo⑭ 

「鬼になった高島忠夫」

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エントリーNo⑮ 

「ヒンドゥーなタリバン」

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エントリーNo⑯ 

「多くの顔を持つ男」

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これは違う角度からもご覧ください。
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エントリーNo⑰ 

「オバケな中島らも」

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エントリーNo⑱ 

「鬼ばんば」

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今日も6体のオゴオゴがエントリーです。

皆様も、こんなのサッサと終わらせて、
未知なるニューヒンドゥーの記事を読みたいでしょ?
私もその心積もりですので、投票宜しくお願いします。