Proyekというのは計画・プロジェクトの意味ですが、工事のことも指します。
 
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ここはうちの近くです。なにやら大掛かりな工事が始まっています。
ここは工事現場で働く人の住居。
プロエッの人達は、主にジャワやマドゥラから来ているので、
工事が終わるまでこのような仮設住居に住みます。
 
夜、通ることもあるのですが、電気も点いているし、ちょっとした
雑貨屋と屋台もあるし、仮住まいにしては十分な印象を受けます。
ベニヤ板で器用に造っています。子供がボール遊びをしているのを
見る時もあります。数ヶ月以上の滞在になるから、
子供も連れてきてるんでしょうかね。
 
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ここはまた別の場所のプロエッの仮設住居。
ここには中国人御用達の超大型土産物店が建設予定です。
プロエッの人達の日当は、田舎の方で石を運ぶだけ・・・などの
単純作業の人は3万ルピア(300円)くらいと聞いたことが
ありますが、それなりに技術を持った大工さんは
8~10万ルピアくらいだそうです。
 
プロエッの人達は、作業を終える時間になるとトラックの
荷台にギュウギュウ詰めに乗って、仮設住居まで
帰っていきます。そのような光景をよく見ます。
 
プロエッはジャワ島やマドゥラ島の人が殆ど・・・と言いました。
バリ人で建設現場で働いてる人は少ないです。カキリマと呼ばれる
荷押し車の食べ物販売もジャワとかマドゥラの人が殆ど。
 
インドネシアは出身地によって適職があるみたいです。
運転手やガードマンはフローレスやティモールの人。
教会(結婚式)のシンガーは北スマトラやフローレスの人
(クリスチャンなので地盤が固い)。アナウンサー(司会業)は
ティモールの人(ジャカルタはなまりがキツイのに対し、
普段インドネシア語を使ってない民族は綺麗な発音だと言われてるそう)。
 
全部ではありませんが、この民族はこういう職業に向いてるというのが
あるみたいです。バリ人は・・・といえば、芸術的な仕事でしょうね。
手先の器用さを生かした仕事、あるいは音楽。
バリ島の観光ガイドもちゃんとライセンスを持ってる人はバリ人です。
ジャワ人はガイドになれないという法律はありませんが、
旅行会社はバリ人しか採用しません。
なのでジャワ人でガイドと称する人はノーライセンスです。
 
 
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今日空港の近くまで行く用事があり、久しぶりに空港前に行ってみると、
大規模な工事をしてました。空港前の道路を広げてるのかな?
半年前に行った時はこんなんじゃなかった。バリは世界中から観光客が
来るのに、空港がお粗末でした。綺麗になるのは良い事です。
 
まだ噂だけど、北部のシンガラジャにバリ島第二の空港の建設予定が
あります。狭いバリ島にふたつも空港必要なのかな?
シンガラジャは大きい町なので、あれば便利かもしれませんが、
どうなんでしょ?主に国内便になると思うのですが、莫大な資金を
使って空港を建設するより、まずはングラライ空港(現空港)から
地方都市への空港バス路線を完備するほうがいいように思うのですが。
バリには空港バスが存在しないので、タクシーで200㌔離れた
町は移動するのは確かにキビシイものがあります。
 
3週間くらい前かな、カリマンタンで大きな橋が落下する事故があり、
多数の死者・行方不明者がでました。ほとぼりが冷めて今言われてることは、
やはり賄賂です。落札してちゃんと予算が出てるのに、クオリティーの
悪い資材を使い、お粗末な基礎工事をし、差額はお役人の懐へ。
 
今年メルパチ航空が墜落した時も、中国産の飛行機を購入して
問題になりました。値段的にはボーイング社の機体と変わらないのに、
なぜわざわざ中国機を買ったのだ・・・と。これも賄賂絡み
だったようです(1度却下されたのに、副大統領がごり押し)。
 
シンガラジャに空港←これもなんか臭うんですよね。
バリの州知事・マンクーパスティカさんはシンガラジャのある
ブレレン県の出身。本当に純粋に地域繁栄の
ためだけに空港建設の計画を立ててるのかなぁ。。。