イメージ 1
目的地に着き、しばし休憩してから、
また1時間かけてお寺に戻ります。
 
目的地が「なんの変哲も無い普通の民家だった!」
・・・と書きました。その理由ですが。。。
 
 
この御宅の裏に小さい川があるのです。その川の水は「聖なる水」
信じられていて、その水を採取する為に、ここまで
ゾロゾロと大行列をしてきたわけです。
 
イメージ 2
真ん中の女性が頭に載せている容器の中に「聖水」が入っています。
皆が仕事を休み、3時間かけて着付けをし、私の顔面が土石流のように
なったのも全て、この水を戴きにくる為でありました。
この「聖水」を大切に大切にお寺まで持ち運びます。
 
足痛い。。。。。
イメージ 11
  
この日は日が良かったらしく、他の村でもお祭りがあったようです。  
  他のお寺のお祭りに行ってたと思われる
一団がトラックで通過していきました。
 「お願い乗せていって~」でもそんなことできるはずもなく、
気力を振りしぼって歩きます。あし
  
暑さと足の疲れで、意識がモウロウとしてきたとき、
ようやくお寺が見えてきました。
 
イメージ 12
 
  この幕の向こうがお寺です。
 
 
イメージ 13
 
イメージ 14
 
 
イメージ 15
 
到着しました。太陽が高い時に出発したけど、お寺に着いた時には、
陽が傾きかけていました。皆さん、清々しい表情です。
 
 
イメージ 16
この建物はバンジャール村の集会所です。村人が集まって
、大事な事はここで話し合って決めます。
村の長老とか、マンクー(僧侶)の意見を尊重します。
 
左に写ってる、カメラを覗き込んでる水色のシャツの男性。
この人、前にも見たことある!流暢なインドネシア語を喋っています。
私は恐る恐る話しかけました。男性は「サヤ、ワルタワン」と言いました。
記者です。彼はフランス人。 外国の文化を紹介する雑誌の記者で、
バリのオダランほとんど全てに同行取材してるんですって。
バリ人よりオダランに行く回数の多いフランス人でした。
 
イメージ 17
お寺の門。威風堂々。
 
イメージ 18
 
イメージ 3
観光客でも、オダラン見物はできますが、お寺の中に入ることは
できません。ここから先は日本人にとって未知の世界だと思います。
入ってみましょう。さあ!未知の世界へようこそ!
 
イメージ 4
 
  メルと呼ばれる塔。日本の五重の塔にそっくりですね。
 
イメージ 5
 
 
マンクー(ヒンドゥーの僧侶)が高座に座ってお経を唱えています。
マンクー神格化された存在です。
 
 
イメージ 6イメージ 7
 
 お供え物を持った人達が途切れることなくやってきます。
 
イメージ 8
 
お祈りをします。マンクーの喋る言葉はバリ語の謙譲語
サンスクリット語なんで、よく分からないんだけど大丈夫。
大音量のマイクでカラオケインドネシア語の解説が流れます。
 
イメージ 9
私のところにもマンクーが来て、聖水をかけてくれました。
汚れている私。。。清められた気がしました。
 
ここのお寺は大きなお寺で、マンクーが5人くらいいます。
 
イメージ 10
お寺での参拝を終えた人達。あちこちで記念撮影をする光景が見られました。

こうして210日に一度のバリヒンドゥー一大イベントは終わりました。

私、もうクタクタ。 しかし、体は疲れきっているけど、心は清々しい。
この日はそれでも大丈夫だったんだけど、今日、二日経って、筋肉痛です。
数日経って疲れがでるって、歳だわ。。。。。。