『ジェイソン流お金の増やし方』(厚切りジェイソン 著) | 今日も花曇り

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今まで投資の本ってなんとなく避けていたのですが、自己流ではダメだなと思い、話題になっていたこの本を読んでみました。

著者の厚切りジェイソンという名前は見たことはあったのですが、芸人さんだったのですね、知らなかった・・・。

ただ、企業の取締役もされているとのことで、とても能力のある人なのだと思います。

 

著者の投資法は本当にシンプルで、

 

「米国株のインデックスファンドを長期で買い続ける」

 

これだけです。

著者はこの方法で、約13年間でFIREを実現したといいます。

 

ただ、確かにインデックスファンドは堅実ですが、特定銘柄のように短い期間で何倍にもなったりすることはないので、インデックスファンドへの投資のみでFIREを実現するには、相当大きな金額を継続的に投入しないといけないと思います。

 

それでも、このコロナ禍でも最高額を更新し続ける米国株を見ていると、確かに米国はすごいなあ・・・と思います。

また、米国の大企業はほぼ例外なく多国籍企業なので、そこに投資することは世界中に分散投資(リスク分散)することになるという著者の説明には納得しました。

 

そこで著者の「とくかく今すぐ始めてほしい!」というメッセージのとおり、米国インデックスファンドへ毎月定額を投資してみることにしました。

とはいえ、著者のように「3か月生活できる現金を残してあとは全て投資する」という勇気はないので、少しずつですが。

 

この本では楽天証券の投資信託「楽天VTI」が推薦されていましたが、調べてみると、SBI証券も米国株式インデックスファンドへ投資する投資信託を開始としたのこと。

信託手数料も楽天の0.162%に対して0.0938%と低額だったので、そちらを選びました。

 

始めて2ヶ月で評価益は+2.5%。

単純に1年に引き直すと15%なので(もちろん、そんなにうまくはいかないでしょうが)、確かに銀行預金などとは比較になりません。

 

私は家族を養えるくらいの収入を得られるようになるまで10年くらい遠回りしたうえ、法律の勉強に非常にお金がかかったので、貯蓄という意味ではかなり心細いものがあります。

とにかく、成功した人の真似をして、やってみます。