娘5歳 | 今日も花曇り

今日も花曇り

読んだ本や考えたこと、仕事について。

先日、娘が5歳になりました。

もう身長も親の3分の2を超え、だっこをすれば腕からはみ出て、だっこというよりは「抱えて」いる感じです。

体重も増えたので、妻はもうだっこして歩くことはできません。

子どもを見ていると、なぜ天使が子どもの姿で描かれるのか、なぜ聖書で天国へ入るのは子どものような者だと言われているのか、わかる気がします。
子どもはごく身近にあるもので満足し、それなのに、あんなに朗らかで健康に、しかも日々創造的に生きています。

子どもは、幸せである才能を、生まれながらに備えているように思えます。


この才能を、なぜ大人になると失うのでしょうか。
子どもを見ていると心が明るく照らされるようですが、同時に自分をかえりみて、さびしくもなります。
なぜ幸せであるために、これほど苦労するのでしょうか。

慎ましい衣食住と適度な心身の運動があれば、こんなに明るく生きられるという手本がこんなに身近にあるのに、なぜ大人の大部分はそこから学べないのでしょうか。

でも、あと何年かすれば、もうそろそろ、楽しいばかりでない生活に足を踏み入れなければいけません。

なんだかかわいそうな気もしますが、せめて人生に向かい合うための原資として、幸せな子供時代を残してあげたいと思います。