
2回試験は昼休憩を含めて1科目7時間半×5科目(5日間)の長い長い試験です。昼食も答案作成しながら自席で食べます。1科目でも合格点に足りないと不合格となってしまうので、9割受かる試験とはいえ、かなりのプレッシャーです。ちなみに2回試験というのは「司法試験の後の2回目の試験」ということでそう呼ばれているそうです。
2回試験のヘンなところは、最後に答案をつづり紐でつづって出すのですが、きちんとつづれていないと答案として回収してもらえないこと。毎年つづるのを失敗して不合格になる受験生が必ず出るので、司法研修所では耳タコなほど「頼むからヒモだけはしっかり結んでくれ!」と言われます。ここまで勉強してきて、ヒモの結び方で落とすなんて

それにしても司法試験が終わってからもこんな受験勉強をするとは・・・。実務ではまずあり得ない条件下での起案(即日かつ参照できるのは基本的に六法のみ)のために、司法研修所という国家機関がロースクールよりもよほど予備校的な受験指導している現状には、ちょっと疑問を感じてしまいます。
とにかく・・・勉強しないと
