分らないことだらけ | 今日も花曇り

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民裁導入起案も昨日で終わりました。すごく盛りだくさんで時間が足りない感じでしたが、他の方はどうだったのでしょう。

さて、導入起案も終わりいよいよ終わり、今日からは本格的に修習開始です。弁論準備手続や和解期日もいくつか傍聴でき、もちろん初めてだったわけですが、弁論期日とは違い、代理人と裁判官のダイレクトなやりとりが間近で見られて、非常に興味深かったです。

ただ、当然のように目の前を流れている手続も、「根拠は?」「いま何でそんなこと言ったんだろう?」などと考え出すと、もう何もかも本当に分らなくて途方に暮れてしまいます。考える時間が足りない・・・あせる

今日ひとつ印象的だったのは、次回期日を決めるとき、代理人と裁判所のスケジュールが合わないと、期日が簡単に1ヶ月や2ヶ月後ろに延びていってしまうこと。当事者としては裁判の進行を一日千秋の思いで見ているのではと想像すると、もっとなんとかできないのかなあと思ってしまいます。でも司法試験合格者は増えても裁判官はほとんど増えていないので、仕方ないことなのかもしれません。